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■事業の内容

[1] 対象ルートの条件、環境調査
大阪湾一円における気象・海象等の自然条件、港湾の状況、旅客船の就航状況、陸上交通の状況等について調査し、海上アクセス条件の資料をまとめた。
[2] 対象ルートの需要量の予測調査
(1) 需要量予測のため次の流動実態調査を行い現況を把握した。
(イ) 国際線旅客流動調査
出国旅客  1,017
入国旅客  1,075  計2,092名
(ロ) 来港者調査
国際線出発ロビー  882
到着ロビー  884
国内線出発ロビー  1,210
到着ロビー  1,115
送迎者    262
55年10月16日大阪国際空港において1日調査
(2) 既往資料及びその他の調査資料により需要量予測のため、次の調査を行い基礎資料をまとめた。
大阪国際空港における国内線旅客調査
国際貨物流動調査・国内貨物流動調査・地上車運行調査
■事業の成果

関西新国際空港は大阪湾泉州沖を候補地として建設計画が進められているが、その立地からみて効率のよい海上アクセスが要請されている。
 当センターでは、海運、航空ならびに関係地方自治体等からの専門的な委員により3ケ年計画で海上アクセスの調査研究を行うことにした。
 初年度にあたる55年度は海上アクセス検討のため周辺条件の調査ならびに航空旅客、航空貨物、来港者等の実態調査を行い、次年度作業の海上アクセス構築に必要な基礎的資料の収集作成を行った。





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