■事業の内容
イ 普及テレビ映画の制作並びに放映 [1] 番組名 「吟詠・歴史散歩」及び「吟詠・日本讃歌」 [2] 回数 2回 [3] 放映時間 昭和55年7月及び昭和56年2月 [4] 内容 芸術的向上著しい吟剣詩舞の今日像を啓蒙し認識を深める番組として放映することができた。 番組時間 24分 放送局 日本テレビ系全国24局 ロ コンクールの開催 [1] 名称 A 昭和55年度全国吟詠コンクール B 昭和55年度全国剣詩舞コンクール C 第9回全国少壮吟詠家審査コンクール [2] 参加者 A 吟詠コンクール 約17,200名 B 剣詩舞コンクール 約 8,900名 C 少壮コンクール 約 7,900名 [3] 内容 吟詠コンクール、剣詩舞コンクールとも幼年の部(11才未満)、少年の部(11才〜15才まで)、青年の部(16才から〜25才まで)、一般一部(26才〜49才まで)と一般二部(50才以上)と年令により5部門に分けて実施し、すぐれた吟剣詩舞道者の発堀と表彰を行なった。 少壮コンクールは、30才〜55才までの吟詠指導者の研讃の場とするとともにすぐれた吟詠家を選出する公の機関としての役割をはたした。 ハ 講習会の開催 [1] 名称 A 昭和55年度夏季吟道大学 B 昭和55年度特別研修会 C 昭和55年度芸術特別研究会 [2] 場所 A 夏期吟道大学 全国モーターボート競走会連合 会本栖研修所 B 地区研修会 各地区連協において延4回 C 特別研究会 東京及び大阪において3回 [3] 対象 A 夏季吟道大学 全国から選ばれた幹部指導者 B 地区研修会 地区連協内指導者 C 特別研究会 少壮吟士及びこれに準ずる者 [4] 参加者 A 夏季吟道大学 106名 B 地区研修会 1,730名 C 特別研究会 延135名 [5] 内容 受講対象者により、講習内容を変えた夏季吟道大学、地区研修会、特別研究会の三種類の講習会を開催した。 ニ 米国吟詠使節団派遣 [1] 派遣団 アメリカ合衆国 [2] 場所 ロスアンゼルス及びサンフランシスコ [3] 参加者 65名 団長、副団長、実行委員、演出者、吟剣詩舞出演者、邦楽演奏者、舞台監督 [4] 派遣期間 7日間 [5] 内容 日本の伝統芸術としての吟剣詩舞を米国に紹介するための舞台公演の開催を行なうとともに米国吟道家との交流を通じて国際親善をはかることができた。
■事業の成果
本事業活動を通じ全国4千余団体380万人に及ぶ会員の要望する吟詠、剣舞、詩舞各界の組織化促進を図り、詩歌の朗詠、詩吟、剣舞、詩舞、すなわち吟詩舞道の向上振興を積極的に推進し、とくに青少年の情操涵養、人格の陶冶を目標としてわが国文化の高揚に寄与することができた。
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