日本財団 図書館


■事業の内容

(1) 「わかりやすい海事知識」の作成・配布
名称 掲載内容 規格 部数 配布先











識 <1> 海に開く日本
<2> 貿易と海運の役割
<3> 船を動かす人々
<4> 安全に航行するために
<5> 海の玄関・港湾
<6> 日本の造船業
<7> 船の経済学
<8> 日本の水産業
<9> 海洋の自然と政治
<10> 海洋の汚染

新書判
本文
270頁
口絵カラー
 12頁



14,000

全中学校および主要公立図書館
全国地方海事広報協会
海事関係団体等

(2) 「海事映画フィルムライブラリー」の拡充・整備
 海事映画フィルムは16ミリカラープリント6本を下記のとおり購入した。
映画題名 企画 購入月日 上映時間
1. 深海の探検
2. 新海洋時代
3. 北極海沿岸に住む人々
4. 大航海時代
5. 変身!海の蝶
6. 水泳教室 ジャック・イブ・クストー
視聴覚科学技術センター
コスモプロダクション
S・B食品
カイ・エンタープライズ
(株)東文 6月25日
6月25日
9月25日
9月20日
11月30日
11月30日 45分
35 
18 
30 
25 
21 

(3) 「海事史研究」の購入・配布
 本誌は、日本海事史学会より下記のとおり購入した。
名称 掲載内容 規格 部数 配布先






究 第32号 ・ 福宮丸の海難と対米
賠償交渉
    ・ 日和山と方角石
    ・ その他
第33号 ・ 鯨船
    ・ ヴォロホブスキー
    ・ その他 A5判 
活版
32号
 120頁33号
  15頁 


2,000

全国主要大学
図書館、研究所および学会

(4) 「劇画」の作成・配布
 劇画「青き海の仲間たち」は下記のとおり作成・配布した。
名称 掲載内容 規格 部数 配布先







ち 子供海洋学校に参加した少年たち
が、航海中のさまざまな体験から
海を守る強い心を得て大きく成長
していく様を描く
B6判
 144頁 


6,000 各地方海事広報
協会、水族館、
博物館等の海事
施設、海洋少年
団その他

(5) 「海の冒険手帳」の作成・配布
 「Befriend the Sea海の手帳80」は下記のとおり作成・配布した。
名称 掲載内容 規格 部数 配布先



Befriend the Sea
海の手帳 80 小中学生が海浜生活を
するときに役立つ情報
や、計画的な行動をと
るための生活・行動予
定表、持ち物チェック
リスト、行動観察記録
乗船記録、港の見学記
録等を掲載

14.5cm
×
9.2cm
160頁


6,000 各地方海事広報
協会、水族館・
博物館等、海事
施設、海洋少年
団その他

(6) 「海事情報周知」事業
 海事情報周知事業は下記のとおり実施した。
名称 掲載内容 規格 部数 配布先





主として海事産業界の動きや船舶
運航、海上労務に関する諸問題な
ど、海事に関する諸情報を広範に
掲載した。
タブロイド
 8〜12頁
新聞印刷
5,000
× 
31回 国会議員、関係官
庁、教育委員会、
図書館、報道関係
造船水産、海事施
設、海事団体、有
識者

■事業の成果

(1) 「わかりやすい海事知識」の作成・配布
 本冊子は日本を中心とする海運・造船・港湾・水産の各産業および、海上安全確保、海洋汚染防止等、海事全般にわたる基本的な情報・数値を網羅したもので、この種の冊子では唯一のものであり、全国中学校・主要公立図書館に配布することによって、青少年および一般国民に対する海事思想普及効果はきわめて大きいものがあると確信する。
(2) 「海事映画フィルムライブラリー」の拡充・整備
 本年度のフィルム補充によって保有フィルムは210本に達し一段とライブラリーを充実させることができた。前年度に引き続き、巡回映画貸出しなど積極的な活動を実施したので、学校、各種団体、海事関係先などを通じ、本ライブラリーが海事思想普及に達した成果はきわめて大きいと思われる。
(3) 「海事史研究」の購入・配布
 わが国の「海事史研究」は非常に遅れているので、本誌の継続的な買上げによる配布は、日本海事史学研究の進歩に効果をもたらしているものと思われる。
(4) 「劇画」の作成・配布
 最近、大きなブームをよんでいる劇画を利用し、視覚的な面から海を愛しながら、その輪をひろげていくうえで、大きな効果があったものと確信する。
(5) 「海の冒険手帳」の作成・配布
 小・中学生の学校生活に適合しやすく編集したので教育関係者をはじめ各方面から好評を博し、青少年への関心を喚起するうえで、きわめて大きな効果があったものと思われる。
(6) 「海事情報周知」事業
 海事に関する諸情報を広範に掲載した旬刊「海上の友」5,000部を国会議員、関係官庁、有識者をはじめ各方面に配布することにより、海事に関する正しい知識の普及と理解を深め、海事思想の普及に寄与したと確信する。





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