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事業名
微弱電流を用いた舶用プロペラ生物付着防止装置の技術開発
事業状況 完了
団体名
日本舶用工業会
団体名(ふりがな)
にほんはくようこうぎょうかい
事業実施年度 2021
助成金額(円) \12,730,000
事業費総額 \15,920,000
事業種別 助成事業
事業内容
本事業は、2020年度と2021年度の2年計画で行うもので、2年目の2021年度は以下を実施した。

1.小型船舶通電あり試験
(1)通電による効果を前年度に実施した通電なし試験と比較して把握するため、通電あり試験を実施し、燃料消費量を把握した。
(2)試験には前年度と同じ小型船舶「けやき(船名を「椿」に改名):長さ10m、幅2.5m、喫水:1.1m、プロペラ径:0.7m」を使用した。試験前にプロペラを前年度と同程度に清掃し表面粗度を計測したところ、船首側の算術平均粗さは5.04μm、船尾側の算術平均粗さは4.46μmであった。
(3)「椿」において、1週間おきに係留状態でプロペラを毎分300回転、30分ほど回転させた。また海水温を計測した。
(4)1ヵ月に1回、所定航路を所定速力で航走し、そのときの速力ならびに燃料消費量を記録した。速力は速力計測器、燃料消費量はロータリー式燃料流量計を用いて計測した。
(5)1ヵ月に1回、プロペラへの生物付着状況を、水中ドローンで写真撮影をして確認した。
2.微弱電流法の効果の確認
前年度の燃料消費量と今年度の燃料消費量を比較することにより、微弱電流法の効果(燃費劣化軽減効果、生物付着抑制効果)を確認、考察した。その結果、通電による燃料消費量削減効果は24.3%となると共に、水中ドローンで生物の付着が抑制されていることも確認できたため、微弱電流法に効果があることが立証できた。
3.報告書作成
備考
外部参照用URL
(CANPAN事業成果物
登録用)
https://nippon.zaidan.info/nf_lib/nf_libServlet/nf_lib1050?np=1019&jigyo_id=0000096492
1件
事業実施年度 成果物名
2021
2021年度_JSMEA_微弱電流を用いた舶用プロペラ生物付着防止装置の技術開発成果報告書


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