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平成7年度事業報告書
 
第1. 一般概要
 モーターボート競走事業は、関係者の格段の努力により、健全な発展を続けてきたが、平成7年度は、舟券売上額の減少等業界をめぐる情勢は極めて厳しいものがあり、当会は、このような情勢に対応して、振興事業を一層有効適切に推進するよう努め、業務運営にあたっては、その能率化、円滑化を図った。
 また振興事業の実施にあたっては、主務官庁及び関係機関の意向を尊重し、政府の重要施策の遂行に積極的に協力し、かつ学識経験者及び関係業界の意見要望も十分考慮してこれらの事業の効率化に協力し、国民経済の発展及び公益の増進並びに国際親善、国際協力に寄与した。
 なお、本年度は新たな組織体制のもと、平成6年度に立案した業務運営に関する改善計画を実行に移し、業務のより一層の公平性、透明性の確保に努めた。
 
第2. 管理業務
1. 役員及び評議員の選任
(1) 役員
 平成7年1月13日に逝去した佐藤美津雄理事の後任として間野忠氏が、また平成7年5月31日をもって辞任した三條進弘監事の後任として剱持昭司氏が評議員会においてそれぞれ理事及び監事に選任され、平成7年6月1日に運輸大臣の認可を得た。
 また、平成7年3月31日をもって辞任した苫米地行三理事の後任として西澤辰夫氏が評議員会において理事として選任され、理事会において常務理事として互選された後、評議員会の審議を経、平成7年8月1日に運輸大臣の認可を得た。
 なお、平成7年9月30日をもって任期満了となった稲葉興作理事及び船越眞監事が評議員会においてそれぞれ理事及び監事に選任され、船越眞監事においては、監事会において常勤監事として互選され、評議員会の審議を経た後、それぞれ平成7年9月27日に運輸大臣の認可を得た。
 平成7年7月18日に逝去した笹川良一会長の後任として曽野綾子理事が理事会において互選され、評議員会の審議を経た後、平成7年12月11日に運輸大臣の認可を得た。
 一方、平成8年3月11日をもって笹川陽平理事長が、また平成8年3月31日をもっ



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