昭和63年度事業報告書
第1. 一般概要
モーターボート競走事業は、売上額の減少等極めて厳しい情勢下にあったが、関係者の格段の努力により、昨年度に引き続き昭和63年度においても売り上げは徐々に回復してきた。
当会としてもこうした情勢に対応して振興事業を一層有効適切に推進するよう努め、業務運営にあたっては、その能率化、円滑化を図った。
また振興事業の実施にあたっては、主務官庁及び関係機関の意向を尊重し、政府の重要施策の遂行に積極的に協力し、かつ学識経験者及び関係業界の意見要望も十分考慮してこれらの事業の効率化に協力し、国民経済の発展及び公益の増進並びに国際親善、国際協力に寄与した。
第2. 管理業務
(1) 役員
笹川会長は、辞任した千葉武理事の後任として苫米地行三氏を選任し、昭和63年4月1日運輸大臣の認可を得た。
さらに、昭和63年12月24日で任期満了となる加瀬英明理事、成田有恒理事、細川隆元理事をそれぞれ再選し、昭和63年12月14日運輸大臣の認可を得た。
また、平成元年2月27日をもって篠田雄次郎理事長が辞任した。
この結果、平成元年3月31日おける役員は、会長1名、理事12名、監事2名( 別表(1)、役員名簿参照)である。
(2) 専門委員会委員
1) 1号交付金運用専門委員会の委員
平成元年1月19日をもって中曽敬委員が辞任した。
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