昭和62年度事業報告書
第1. 一般概要
モーターボート競走事業は、最近、売上額の減少等極めて厳して情勢下にあったが、関係者の格段の努力により、昨年度に引き続き昭和62年度においても売り上げは徐々に回復してきた。
当会としてもこうした情勢に対応して振興事業を一層有効適切に推進するよう努め、業務運営にあたっては、その能率化、円滑化を図った。
また振興事業の実施にあたっては、主務官庁及び関係機関の意向を尊重し、政府の重要政策の遂行に積極的に協力し、かつ学識経験者及び関係業界の意見要望も十分考慮してこれらの事業の効率化に協力し、国民経済の発展及び公益の増進並びに国際親善、国際協力に寄与した。
第2. 管理業務
(1) 役員
笹川会長は、昭和62年6月30日で任期満了となった岩村精一洋理事、住田正二理事、中井武兵衞理事、佐藤美津雄理事、山根卓二理事をそれぞれ選任し、昭和62年7月1日運輸大臣の認可を得た。
さらに昭和62年7月18日をもって薄木正明理事並びに 山幸夫監事の任期が満了したため、会長は次期の理事に大塚正名氏並びに監事に 山幸夫氏を選任し、昭和62年7月15日運輸大臣の認可を得た。
さらに昭和63年3月31日をもって千葉武理事が辞任することに伴い後任として会長は苫米地行三氏を選任し、昭和63年3月24日付で運輸大臣への認可申請を行った。(なお運輸大臣の認可を昭和63年4月1日付で得、その任期は前任者の残任期間「昭和63年4月1日より昭和65年3月31日まで」である。)
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