昭和56年度事業報告書
第1 一般概要
昭和56年度においては、経済不況を反映して、モーターボート競走事業は、関係者の格段の努力にもかかわらず、入場人員の低減、舟券売上低迷等極めて厳しい情勢下におかれた。受入交付金も初めて前年度を下回ったが、その貴重な交付金を財源として、振興事業を行う当会は業務体制の充実を図るとともに業務の円滑な運営に努め、振興事業を一層効率的かつ適切に実施した。
各種事業の企画及び実施にあたっては、主務官庁及び関係機関との連絡を密にして政府の重要施策の遂行に協力し、かつ関係業界の意見、要望も十分考慮してこれらの事業の効率化に努力し、国民経済の発展並びに公益の増進に寄与した。
第2 管理業務
(1) 役員
昭和56年7月18日をもって薄木正明理事の任期が満了となるため、昭和56年7月1日会長は、次期の理事に薄木正明氏を選任し、昭和56年7月19日運輸大臣の認可を得た。
また、蔭山幸夫氏は、会長から、欠員となっていた監事に選任され、昭和56年7月19日運輸大臣の認可を受け同日付をもって就任した。
この結果、昭和57年3月31日現在における役員は、役員名簿( 別表(1))のとおり理事9名、監事2名である。
(2) 専門委員会委員
1) 1号交付金運用専門委員会の委員
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