昭和52年度事業報告書
第1 一般概要
昭和52年度は、本会の設立15周年にあたるが、長期的経済不況下にもかかわらずモーターボート競走事業は堅実な伸展をみ、前年度を上まわる受入交付金があり、業務体制を充実してその円滑な運営を図り、もって振興事業を積極的に拡充実施した。
各種事業の企画及び実施にあたっては、主務官庁及び関係機関との連絡を密にして政府の重要施策の遂行に協力し、かつ関係業界の意見、要望も十分考慮してこれらの事業の効率化に努力したので、国民経済並びに公益の増進に寄与することができた。
第2 管理業務
(1) 役員
昭和52年9月30日をもって、藤井、上田両理事を除く役員全員が任期満了となり、第66回理事会(昭和52年9月26日開催)において次期の会長及び理事長を選任した。同日、会長が次期の理事及び監事を選任し、昭和52年9月28日運輸大臣の認可を得た。また、藤井理事は昭和52年11月10日をもって任期満了となり、後任理事が就任するまでの間、引き続き理事の職務を執行した。さらに上田理事は、昭和53年1月26日をもって任期満了となり、後任理事が就任するまでの間、引き続き理事の職務を執行していたが、後任理事が選任されたため、昭和53年3月31日をもって退職した。
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