昭和49年度事業報告書　ページ1

　昭和49年度は、本会の設立12周年にあたるがモーターボート競走事業の伸展により、前年度をかなり上まわる受入交付金があったので、業務体制を整備充実してその円滑な運営をはかり、もって振興事業を積極的に拡充実施したが、各種事業の企画及び実施にあたっては主務官庁及び関係機関との連絡を密にして政府の重要施策の遂行に協力し、かつ関係業界の意見、要望も十分考慮してこれらの事業の効率化に努力したので、国民経済並びに公益の増進に寄与することができた。

　年度内において、藤井、上田両理事を除く役員全員が昭和49年9月30日をもって任期満了となり、第54回理事会（昭和49年9月12日開催）において次期の会長及び理事長を選任した。同日、会長が次期の理事及び監事として、藤井、上田両理事を除き、その他の役員を引き続き選任し、昭和49年9月28日運輸大臣の認可を得た。また、藤井理事が昭和49年11月11日をもって任期満了となり、会長が引き続き同理事を理事として選任し、同年11月8日運輸大臣の認可を得た。

　さらに、上田理事が昭和50年1月27日をもって任期満了となり、会長が引き続き同理事を理事として選任し、同年1月24日運輸大臣の認可を得た。