るため、会長の諮問に応じて開かれた図書室運営委員会の審議を経て、今年度も多くの専門書及び技術レポート等の資料の収集につとめた。特に海外の大学、研究機関などと資料交換等の方法を用いることによって、造船及び海事関係の入手困難な貴重な文献も多く入手した。
収集した資料は「船舶工学・海洋工学技術文献集報」を発行し、利用者の広範かつ迅速な資料の利用をはかった。また海外むけには「船舶工学・海洋工学技術文献集報英文特集号」(The Japan Shipbuilding Information Notes)を発行して、日本の技術文献の紹介と製品紹介につとめ、また主な研究機関、大学等との交換資料にも用いた。
以上、収集・紹介した文献は利用者の希望に応じ閲覧、複写、貸出し等によりその便をはかり、積極的に図書室活動を行なった。
これにかかわる経費は次のとおりであった。
1号交付金関係(交付金勘定)
総額 |
23,225,504円 |
人件費 |
1,434,600円 |
旅費 |
116,770円 |
物件費 |
19,078,819円 |
事務費 |
1,692,401円 |
会議費 |
49,064円 |
雑費 |
853,850円 |
本年度も前年同様、造船・海洋工学に関する資料を中心にかなり幅広く意欲的に関係文献を収集した。
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