昭和47年度事業報告書　ページ1

　昭和47年度は、本会の設立10周年にあたるがモーターボート競争事業の著しい伸展により、前年度をかなり上まわる受入交付金があったので、業務体制を整備充実してその円滑な運営をはかり、もって振興事業を積極的に拡充実施したが各種事業の企画及び実施にあたっては主務官庁及び関係機関との連絡を密にして政府の重要施策の遂行に協力し、かつ関係業界の意見、要望も十分考慮してこれ等事業の効率化に努力したので、国民経済の発展並びに公益の増進に寄与することができた。

　監事冨岡延一の辞任に伴い、会長は大野静衛を後任の監事として選任、後記「4．認可事項」の「（四）役員の選任に関するもの」に記載のとおり8月11日運輸大臣の認可を受けた。

　この結果、年度末における役員は、「別表（1）役員名簿」のとおり理事10名、監事2名となっている。

（二）　専門委員会委員

　年度内において高橋英雄委員（運輸省船舶局監理課長）の転任に伴い7月12日に、また7月28日付舶監第467号「公益法人の役員等の兼務について」による堀之北克朗委員（運輸省船舶局技術