昭和46年度事業報告書
第1 一般概要
昭和46年度は、本会の設立9周年にあたっており、業務体制を整備充実してその円滑なる運営を図るとともに、一方モーターボート競走事業の著しい伸展により、前年度をかなり上まわる受入交付金の増収があったので、振興事業を積極的に拡充実施した。
各種事業の企画及び実施にあたっては、主務官庁及び関係機関との連絡を密にして政府の重要施策の遂行に協力し、かつ関係業界の意見、要望についても十分考慮して強力に推進し、これ等事業の効率的効果が挙がるよう努力したので、国民経済の発展並びに公益の増進に寄与することができた。
第2 管理業務
1. 役員
年度当初における役員は理事10名、監事2名であった。年度内において、藤井、上田両理事を除く役員全員が昭和46年9月30日(藤井理事は昭和46年11月11日、上田理事は昭和47年1月27日)をもって任期満了となるので第40回理事会(46.9.14)において次期の会長及び理事長を選任した。同日、会長より次期の理事及び監事として前記藤井、上田両理事を除き、その他の全員を引き続き選任し、昭和46年9月20日付け日船振第216号により役員の選任の認可を申請し、9月30日付け官人第2953号をもって運輸大臣の認可を受けた。また、藤井理事が昭和46年11月11日をもって任期満了となる
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