昭和37年度 事業報告書
財団法人 日本船舶振興会
一. 一般概況
昭和37年度においては、37年10月1日運輸大臣より本会の設立が許可せられたので本会は直ちに事務所を開設して、事業開始に伴う諸態勢を整え、恒久的な基盤を確立することに努めると共に業務を全面的に開始した。
先づ、事務局を設置して機構を整備すると共に財団設立の法定手続きを完了し、逐次業務の運営並びに事業の実施に必要な諸規程を制定し、かつ早急に事業計画を作成して、所定の手続を完了し、業務の円滑なる運営を期した。
事業は、短期間であつたが積極的に実施して、概ね所期の目的を達成した。
財産の管理にあたつては、細心の注意をもつてこれにあたり社団法人 全国モーターボート競走会連合会及び財団法人日本船舶工業振興会よりの財産を完全に承継すると共にかねてから計画中の会館建設に着手した。
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