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PressRelease
01-016
記者発表のお知らせ 「博物館DB」公開・「九十九里海岸巡検報告書」


和船、船大工に関する『博物館データベース』公開
   日本各地の博物館・郷土資料館等の収蔵品をデータベース化

『九十九里海岸巡検報告書』完成
   日本の海岸はいま・・・九十九里海岸が消える!?〜海岸浸食と漂砂〜



日本財団は、日本各地の博物館、造船所にアンケート調査を実施し、その結果を取りまとめるとともに博物館・資料館についてのデータベースを作成し、この度当財団のホームページに公開することにいたしました。

貴重な日本の木造船技術の資料の保存・管理と次世代への文化的な遺産継承のため、個性豊かな地域の振興や活性化を図るため、さらには教育の現場、とくに2002年度から本格的に導入される「総合的な学習の時間」における基礎資料として活用されることを期待しております。

また、我が国が直面する「海洋」に係る諸問題のうち、我々にとって比較的身近な場所でありながら、一般にあまり知られていない「複雑かつ深刻な問題」の解決の糸口を見出すべく、省庁関係者、研究者などによる「海岸見学会」を開催し、その内容を報告書としてまとめました。

以上2点に関し、5月3日に日本財団ビルにて記者発表を行い、データベース公開、報告書完成にあたり、調査概要の報告、データベースの内容・使用方法についてのご紹介をしました。(以下ご参照)

<発表の概要>

1.和船、船大工に関する『博物館データベース』
日本財団は、創立以来、海洋船舶の分野において、先進的な船の技術開発を支援してまいりましたが、日本の船を見直し、先人の知恵を後世に残すことも海洋国家日本にとって欠かすことが出来ない課題ではないかと近年考えるようになりました。

四方環海の日本は、昔から船は物資輸送等の輸送手段として重要であり、自然や用途に合わせてさまざまな船(和船)が建造されてきました。しかし、明治以降、近代化が進むにつれ、和船は動力船に取って代わられ、次第に建造されなくなり、「和船」「船大工」「漁労習俗」等社会的資産とも言える貴重な資料が失われつつあります。

そこで日本財団は、失われつつある「和船」の保存状況を全国的に調査するとともに、(財)日本小型船舶工業会の協力を得て、木造船を建造できる「船大工」及び道具、機材等について調査しました。そして、その調査結果をデータベース化し、日本財団ホームページに公開しすることと致しました。

データベースは日本財団のホームページからダウンロード可能で、Microsoft Excel 95の標準機能を利用できる設計になっています。


2.「九十九里海岸巡検報告書」
『日本の海岸はいま・・ 九十九里浜が消える!?〜海岸侵食と漂砂〜』
一般の方々にも理解しやすいよう写真と図を多用しながら、できるだけ海岸の現状をありのままに記しています。少し視点を変えて海岸を眺めるだけで、いかに今まで総合的な視点を欠いた開発と保全がなされてきたか、ということが理解できます。

今後、我々に求められる総合的な視点ちは何かを考える上では、専門家だけではなく、一般の市民の方々、そして将来を担う子供たちも一緒になって日本の海岸を考えていくことが重要であり、この報告書がそのガイド役となり、議論のきっかけとなることを期待しています。

A4判 カラー 64ページ
  <このリリースに関するお問い合わせ>
日本財団 広報部長 浅野憲次  担当: 広報チーム 菅原・福田・浦辺
〒107−8404 東京都港区赤坂1−2−2 日本財団ビル内
tel: 03−6229−5131,  fax: 03−6229−5130
e-mail: public@ps.nippon-foundation.or.jp

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