団体名 | 熱帯海洋生態研究振興財団 | ||||
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団体名ふりがな | ねったいかいようせいたいけんきゅうしんこうざいだん | ||||
年度 | 2010年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
1 慶良間列島周辺のサンゴ礁の保全のためのモニタリング調査
・造礁サンゴの被度調査 (12月、1月) ・造礁サンゴの加入量調査(基盤を5月設置、7月回収) ・サンゴ礁の物理的・化学的・生物学的環境の継続観測 海水温、塩分、海水の化学成分の測定とプランクトン採集 2 サンゴ造園技術の開発 ・種苗生産が可能なサンゴ種数の増加を試みた。 ・かご内での生存率を増やすための技術の進歩を試みた。 ・移植サンゴの成長を継続して観察し、卵から育った移植サンゴが産卵できるようになるまでの成長過程を解明し、成熟年齢や寿命の推定についてデータを得た。 ・慶留間島地先の海中に設置した構造物にサンゴ卵および幼生を導入して、その成長効果を高めるための研究を行った。 3 サンゴ礁保全のための地域コミュニティへの教育啓蒙活動 ・地元小中学校の総合学習含む地域コミュニティのサンゴ礁保全のための啓蒙活動 ・地元関係者や海域保全のための組織と協力し、サンゴ移植の現場を一般観光客へ公開することにより、地域住民や観光客のサンゴ礁保全と修復に対する意識を高めた。 ・サンゴ礁の保全と将来の地場産業の育成(サンゴ種苗の養殖等)を視野に入れた地元と途上国の人材育成および技術移転の為に研修者を受け入れた。 |
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成果物 |
みどりいし22号
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備考 |