団体名 | 熱帯海洋生態研究振興財団 | ||||
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団体名ふりがな | ねったいかいようせいたいけんきゅうしんこうざいだん | ||||
年度 | 2006年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
1. 慶良間列島のサンゴ礁の現状に関する観察調査
近年世界各国で悪化が懸念されているサンゴ礁生態系の保全のため、科学的認識に基づき、慶良間諸島におけるの造礁サンゴの被度モニタリングや加入量調査等を実施した。 2. タカセガイとの混養による造礁サンゴ種苗の育成 サンゴ種苗生産技術の開発において最も重要な課題である基盤着生後の稚サンゴの生残率を高めるため、藻食性のタカセガイとの混養によって、稚サンゴの周囲の海藻類を除去し造礁サンゴの育成を図る実験を前年に引き続いて行った。また地元ダイビング協会と協力して阿嘉島南岸のマジャノハマの離礁に上記のように育成した造礁サンゴを移植し、サンゴ礁作りの技術開発につなげた。 3. サンゴ礁の保全活動と環境保護に関する教育啓蒙活動 地元小中学校の教育活動やサンゴ礁教室・観察会の実施に加え、地元ダイビング関係者に対しても知識・能力の向上に協力することにより、地域の環境保護やサンゴ礁保全にも好ましい結果をもたらした。 |
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成果物 |
みどりいし18号
稚サンゴ育成ポスター |
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備考 |