事業名 | 社会セクター組織の運営に関する調査研究 |
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団体名 | 日本財団 (The Nippon Foundation) |
団体名ふりがな | にっぽんざいだん |
協力団体名 |
笹川スポーツ財団
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年度 | 2002年度 |
事業種別 | 自主事業 |
実施地域 |
アジア アフリカ |
実施国 |
日本 ガーナ カメルーン シエラレオネ 中央アフリカ |
事業金額 | 事業費:¥52,992,515 |
事業内容 |
◇実施の内容◇
1.マネジメントに関する調査研究 (1)組織運営 非営利組織の組織構造に関する調査と当財団の組織構造の見直しを目的とした組織再編検討チームを結成し、組織運営の問題点・課題に関する職員を対象としたヒアリングや他組織の事例研究等を行なった。 (2)人材育成 「価値を創造する戦略的思考ができる職員」「財団内のスタッフ同士や、助成先との協働(コラボレーション)を支える新しいリーダーシップを理解できる職員」「協働(コラボレーション)を支えるコミュニケーション能力と技術による裏付けを持つ職員」の育成を目的にファシリテーター養成研修を企画し、当財団や関連団体の中堅職員・若手職員を対象に、外部より講師を招聘し、6月から11月まで終日研修を計6回実施した。 (3)公益法人ビルとしての日本財団ビルの有効活用 1階フロアを活用した公益活動としてミニコンサート18回、ランチタイムコンサート9回、写真展(笹川スポーツ財団協力:スポーツフォト・コンテスト展)を開催するとともに、公益法人ビルとして地域社会に対する貢献のあり方について研究を行なった。 (4)その他財団に関すること 当財団の創立40周年を記念して、過去10年間の活動を総括した記念誌「日本財団 継承と変革の10年」(A4 94頁 カラー刷り 1,000部)を作成し、関連業界・マスコミ等への配布や財団ホームページでの公開を実施した。 財団活動の一環として、様々な問題・分野に関する情報発信・提言等を行なっていくための施策・手法について専門家にヒアリング調査を行なった。 2.専門分野の特定研究 (1)当財団の将来的な事業領域や支援方法について検討するための参考として、開発途上国を対象とした実情調査を行なった。また、開発途上国での調査については、一般にそれらの国々の現状を広く周知させることを目的とした外部からの参加者を募った。 アフリカ視察 ・期 間: 2002年9月21日〜10月7日 ・視察先: ガーナ・シェラレオネ・カメルーン・中央アフリカ ・出張者: 当財団役職員6名、省庁関係者8名、マスコミ関係者5名の計19名 (2)当財団の組織運営や事業展開の参考とすることを目的として、一般社会において発生する様々な事象に対する世論・意見・批評等に関する情報収集・分析をとりまとめた。 社会経済情勢に関する世論・意見・批評等調査 ・期 間: 2002年11月21日〜2003年3月31日 ・方 法: 外部専門家に委託し、調査を実施 ◇実施の方法◇ 役職員自ら国内外の組織を実地調査するほか、一部を専門機関に委託し調査を行なった。 ◇本事業の成果◇ 1.マネジメントに関する調査研究 (1)職員を対象にしたヒアリングによって、組織運営に係る問題点・課題の整理を行なうための基礎資料を収集することができた。 (2)中堅職員・若手職員が、戦略的な考え方やワークショップの考え方についての理解とファシリテーターとしての技術習得を図るための一助となった。 (3)1階フロアを活用した公益活動、あるいは地域社会に対する貢献活動を構築するためのケーススタディとなった。 (4)40周年記念誌の配布を通じて当財団の過去10年間の活動を広くアピールすることができた。 (5)新たな情報発信・提言等の施策・手法に関する調査研究に着手することができた。 2.専門分野の特定研究 (1)執行理事会においてアフリカ視察報告がなされたほか、システムによる出張報告により、財団内部での視察内容の共有化が図られた。また、参加記者等による記事を通じて現地の状況が一般にも紹介された。 (2)社会経済情勢に関する世論・意見・批評等調査の対象となる事象の絞り込みを行い、情報収集・分析に関する調査に着手することができた。 |
成果物 | |
備考 |