団体名 | 熱帯海洋生態研究振興財団 | ||||
---|---|---|---|---|---|
団体名ふりがな | ねったいかいようせいたいけんきゅうしんこうざいだん | ||||
年度 | 2002年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
|
||||
事業内容 |
1.琉球列島、主に慶良間諸島のサンゴ礁の現状、即ち健全度や被覆度などを知るために4箇所の定線について観測した。
2.サンゴ優先種について単位面積当たりの幼生発生量を調べる調査研究を実施した。200万個体以上のサンゴ幼生を着生可能時期まで維持することに成功し、その大量種苗生産方法をほぼ確立した。 3.産卵および幼生の供給と流れの関係について研究を行い、慶良間海域が沖縄本島周辺へのサンゴ幼生の供給源になっていることを検証した 4.サンゴ種苗の生産と放流手法について、阿嘉島周辺で2002年5月〜8月に野外でのサンゴの夜間観察や生殖腺調査及び水槽内での産卵観察等を行ってサンゴの産卵生態を詳細に調べた。 5.サンゴ断片の移植実験を行い、断片の大きさ,種類、移植時期などと生存率(移植成功率)との関係を明らかにするための研究を行い、移植技術の向上を図った。 6.ダイビングによるサンゴ礁劣化の程度を、、前年度に続いて座間味村内のダイビング協会とともに行ったリーフチェックの結果をもとに検討した。 7.研究成果等の発表およびサンゴ礁保全・修復等を目的とした教育啓蒙活動のため、ホームページの内容を充実し、サンゴ礁及びサンゴ礁生態系に関する最新の知見を充実させた。 8.有孔虫(星砂)やサンゴに関するリーフレット作成を教育啓蒙活動の一環として行った。 |
||||
成果物 |
みどりいし 14号
サンゴの昼と夜 ホシズナの海辺 |
||||
備考 |