事業名 | 不登校の自立に係るフリースクールの可能性と限界に関する調査 |
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団体名 | 日本財団 (The Nippon Foundation) |
団体名ふりがな | にっぽんざいだん |
協力団体名 | |
年度 | 2000年度 |
事業種別 | 自主事業 |
実施地域 |
アジア |
実施国 |
日本 |
事業金額 | 事業費:¥2,996,249 |
事業内容 |
◇実施の内容◇
(1)長期引きこもり型不登校フォーラムの開催 ・テーマ:「何故、引きこもるのか?どうやって本源的な活力を引き出していくのか?不登校問題の実態とその解決策にアプローチする。」 ・構成:講演/事例発表/ディスカッション ・開催日:2000年8月24日 ・日本財団10Fホール ・内容:講演「今、あらためて不登校を問う」(臨床教育研究所「虹」所長 尾木直樹氏) 事例発表「長期引きこもり型不登校児・生へのカウンセリングの実情」(登校拒否文化医学研究所 所長 高橋良臣氏) 「野外体験を通した生命力の回復によるアプローチ」(自然楽校・未来船楽校長 門川貴信氏) 「母親へのカウンセリングを通した問題解決への試み」(日本青少年育成協会 カウンセラー 井澤真智子氏) ディスカッション 講演者、事例発表者等5名 ・参加者:一般115名 マスコミ14社 (2)フリースクール等の実態調査の実施 ・目的:社会問題になっている不登校に対し、民間の受入れ施設(フリースクール)、相談機関が行なう実践活動やカウンセリングがどのように成果をあげているのか、経営実態及び学校復帰・社会復帰の実情なども考慮しながら問題の解決の基礎資料としていく。 ・対象:民間受入れ施設(フリースクール)、カウンセラー等に対するアンケート調査(1200件) ・アンケート解析:専門家(事業企画委員)に調査委託し、整理・分析した。 ・報告書:A4版 100ページ ・成果の活用:2001年度の調査研究事業における「不登校事例集」のなかで調査結果を公表していく予定。 ◇実施の方法◇ 事業計画を策定のうえ、事業企画委員会に諮りながら実施した。 ◇本事業の成果◇ ・不登校フォーラムの開催、実態調査をとおし、この分野の申請事業に対し審査精度の向上が図られた。 ・不登校の実態や回復までの過程を周知することにより、不登校を特別視しない社会的環境づくりに寄与した。 ・現在、不登校の問題で悩んでいる当事者、関係者に有効な対応方法の一端を提示することができた。 |
成果物 | |
備考 |