団体名 | シップ・アンド・オーシャン財団 | ||||
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団体名ふりがな | しっぷあんどおーしゃんざいだん | ||||
年度 | 1998年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
先端材料であるセラミックの優れた耐熱性を利用し、従来の水冷型ディーゼルエンジンに比べ、高効率、低重量、低NOx、長寿命等優れた面を持つ遮熱型セラミックターボコンパウンドエンジンの研究開発は、基礎研究が概ね終了し、自動車用、産業用等各種の燃料を用いた応用研究が既にスタートしているが、こうした展開の中にあって船舶関係は未着手であった。これまで、舶用エンジンに対するセラミック部品の適用に関する研究がなされたことはあったが、舶用サイズの部品製造における品質管理が困難で、強度的信頼性が低く、かつコストが高い等の要因により採用には至っていない。
よって本事業では、現在までに培われたセラミック材料開発技術並びに既に開発済みの新材料と、遮熱エンジンへのセラミック部品の利用技術を用いて、船舶用エンジンへのセラミック材料利用技術の実用化の研究開発を行い、船舶用エンジンの耐久信頼性・省燃費性の向上を図り、我が国造船業の発展に資することを目的とし、実施した。 @ 舶用エンジン向けセラミック部品実用化のため、低コストで強度、靱性、耐熱衝撃性等の要求品質基準を満足する、大型セラミック部品の製造技術 A 適用部品毎に異なる要求品質特性に適合させるため、表面処理が容易なセラミック材料を利用し、低摩擦性等の特性を付加したシリンダーライナー、耐熱性耐食性を付与したピストンクラウン等の大型部品の試作。 B 舶用エンジンの使用環境、使用特性を考慮し、セラミック部品の破損事故を未然に予知しうる破壊自己検出機能、あるいは適正なメンテナンスタイミングを知(文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「舶用エンジン向け大型セラミック部品の実用化技術の研究開発」の報告書
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備考 |