団体名 | 日本作業船協会 | ||||
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団体名ふりがな | にほんさぎょうせんきょうかい | ||||
年度 | 1995年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
(1)消波性能シミュレーション
仮設防波堤が一基設置されている状態を想定して、堤体背後の波高分布、堤体端部からの波浪の回り込みの影響については、中古VLCCのような大型浮体の堤体背後の広い海域における波高分布とその波の特性(波周期、波方向、波の集中度パラメータ)の影響が解明された。 (2)浮防波堤の配置検討 静穏海域創出に有効な浮防波堤の配置を検討して@直列配置A千鳥配置を選定し、堤体隙間を変え、消波性能に関するシミュレーション計算をおこない、水槽試験の堤体配置として、直列配置と千鳥配置の2種を選定した。 (3)静穏海域創出シミュレーション 選定した浮防波堤の配置について、堤体を複数基配置した状態に対して、堤体背後海域の静穏海域の静穏度に関するシミュレーション計算をおこない、各防波堤配置による堤体背後海域の静穏度の特性が把握され、効果的な堤体の配置・間隔等が明らかとなった。 (4)係留システムの検討 大型浮体の係留システムとして、強化繊維ロープとチェーンを合わせたハイブリッド係留方式が大型浮体の係留システムとして有効な方法であることを確認した。 (5)水槽試験 @ 3次元水槽試験 a.消波性能確認試験 浮防波堤を複数基設置した状態で消波性能確認試験をおこない、堤体端部からの波の回り込みや堤体間の隙間からの進入波を考慮した消波性能を確認した。また、消波性能に対するシミュレーション計算結果との整合性が良好であることを確認した。 b.上記係留システム検証試験 浮防波堤一基を本係留システムにて係留設置し、設備能力範囲(文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「中古VLCC利用による外海工事用仮設防波堤の研究」の報告書
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備考 |