団体名 | シップ・アンド・オーシャン財団 | ||||
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団体名ふりがな | しっぷあんどおーしゃんざいだん | ||||
年度 | 1993年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
(1) 小型高速艇用可変ピッチプロペラの開発研究
@ 可変ピッチプロペラ用プロペラ翼の開発 本年度製作するプロペラ翼4種について、昨年度の研究開発の成果と、揚力面理論に揚力等価法を加えた電算プログラムによる推定計算とを併用することにより設計を行い製作した。設計仕様及び目標性能は以下のとおり。 エンジン馬力/回転速度−−−− 35ps/6800rpm プロペラ回転速度−−−−−−−6350rpm=105.8rpm(ギア比:14/15) プロペラ羽根調節角度範囲−−−9度 プロペラボス直径−−−−−−−50.0mm 翼数−−−−−−−−−−−−−2枚 艇速−−−−−−−−−−−−−80?q/h=22.22m/sec=43.2?q A 翼角変更機構の開発 前年度の問題点を検討し、開発仕様を決定した。この中で翼角変更範囲は、可変ピッチプロペラの種々有効性のうち気象状況やこれに伴う水面状況などの環境条件の変化に対するプロペラ性能の最適化及び加速性能の向上に関する有効性を利用することを目的として、9度とした。よって機構上の設定可能な翼角範囲も同じとし、2ケース、角3組を試作した。 B 操縦機構の開発 前年度の翼角変更用操作レバーは、実際の航走中に操作をすることはかなり難しかった。よって本年度は小さな操作力で操作でき、確実で応答性の高い操作性と試験を行う際の様々な条件に対応できる機能を持つことを前提に、航走中における操縦性はもとより実際のレースでも使用することのできる操縦機構の確立を目標に設計を行い、2ケース、各3組を試作した。 C 係留試験 水上での本格的な実走試験の前に、試作した翼角変更機構と操縦機(文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「小型高速艇の推進機構の性能向上に関する開発研究」の報告書
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備考 |