団体名 | シップ・アンド・オーシャン財団 | ||||
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団体名ふりがな | しっぷあんどおーしゃんざいだん | ||||
年度 | 1993年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
本開発は、開発の評価試験用として、@直流式サイリスタモータ、A交流式サイリスタモータの2つの制御方式による、各々の電動機並びに制御盤を設計・製作し、両機を直結して一方を電動機、他方を制動機として種々の試験を行い、実用化の確認を行った。
(1) 開発品の要求性能(直流式・交流式共) @ 出力 100KW A 電圧 440V B 回転数 0〜11Orpm C 極数 10P (2) 試験 下記項目で試験を実施した。 @ 単体特性試験 直流式サイリスタモータ(凸極界磁形)及び交流式サイリスタモータ(円筒界磁形)について、捲線抵抗、定数、時定数、無負荷飽和特性、短絡特性を計測し、いずれも計画値どおりである事を確認した。 A 負荷変動特性試験 直流式サイリスタモータと交流式サイリスタモータを制御装置と組み合わせ、片方を駆動機もう片方を負荷機とし、またそれぞれを入れ替えて試験を行った特性は、サイリスタモータの回転数を一定にして25、50、75、100%の負荷をかけ各部の特性を取った。 直流式サイリヌタモータは、β(制御角)固定にて行ったので電動機力率は負荷の増加によるu(重り角)/2のみが増加しているが略一定している。 交流式サイリスタモータは、β(制御角)が電動機の内部相差角によって変動するようにしており、内部相差角は負荷によって変動するため、電動機力率は負荷の増加に伴い良くなっている。 いずれも計画値どおりの良好な結果を得られた。 尚、交流式サイリスタモータは、電圧が一定となるように界磁電流を制御したが余裕角一定となるように制御すれば直流式サイリスタモ (文字数制限によりここまで。以降は日本財団図書館を参照。) |
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成果物 |
「電気推進電動機の開発」の報告書
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備考 |