団体名 | 日本作業船協会 | ||||
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団体名ふりがな | にほんさぎょうせんきょうかい | ||||
年度 | 1992年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
本開発研究は、海水浴場等、浅海域における浮遊ゴミ・海底ゴミを効果的に除去するクリーン作業船の開発を目標とし、平成3年度から3ヵ年計画で実施するものである。
本年度は、昨年度の研究成果をふまえ、実証実験機の試設計、製作及び作動確認試験を行い、これらの成果をとりまとめた。 (1) 実証実験機の試設計 実証実験機は、予算、工期等の制約から出来るだけ既製品を利用し、下記の点を考慮して試設計を行った。 ・ 親水性を配慮すること。 ・ 波浪のある浅海域(水深1.5m)を走行すること。 ・ 浅海域における浮遊ゴミ及び海底ゴミを回収できること。 ・ 安全性を十分考慮すること。 上記の設計方針に対して、海水浴場での使用を考えて外形は恐竜の形状とし、走行には市販ショベルのクローラ部を流用し、浮遊ゴミ回収にはエダクタを、海底ゴミ回収にはチェーンバケットを用いることとし、安全性については背部から脱出できる構造とした。 (2) 実証実験機の製作 上記の試設計を受けて、実証実験機を製作した。但し、外形寸法や機器配置については、詳細設計の段階で必要な修正を行うものとした。 (3) 実証実験機の作動確認 製作した実証実験機について、陸上において,下記の作動確認試験を行った。 ・ エダクタによるゴミ吸引試験 ・ チェーンバケットの作動確認試験 ・ 走行・方向転換試験 (4) 成果のとりまとめ 上記の研究成果をとりまとめて報告書を作成し、委員ならびに関係機関に配付した。 |
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成果物 |
「浅海域クリーン作業船の開発研究」の報告書
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備考 |