団体名 | 日本海事検定協会 | ||||
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団体名ふりがな | にっぽんかいじけんていきょうかい | ||||
年度 | 1989年度 | ||||
事業種別 | 助成事業 | ||||
実施地域 | |||||
実施国 | |||||
事業金額 |
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事業内容 |
(1) ばら積み化学薬品の危険性の評価と基準の検討
ばら積み運送される化学薬品の危険性評価基準を具体的な評価基準とするため、本年度は7項目の未確立基準のうち、下記の2項目を選定した。 c 皮膚を腐蝕させる液、即ち4時間にわたり動物の正常な皮膚をテストした場合、接触部位の皮膚組織が壊死したことが目視し得るような液。 g 船舶全体を危険にするように、通常の船舶構造材(原則的に鋼)を重度に腐蝕させるもの。 これら評価基準策定のため、「危険物評価委員会」の下に “皮膚等に対する危険性評価に関する試験部会” (主査:西村正雄東京歯科大学教授)、及び “金属腐蝕の危険性評価に関する試験部会” (主査:朝倉祝治横浜国立大学教授)の二部会を設け、計画を立案 するとともに、それぞれの部会主査と委託研究契約を締結し、試験研究を行った。試験研究の進捗状況報告又は問題点の解決のため、各試験部会を適宜開催し、試験手順の見直し等を行った。 危険物評価委員会は平成2年3月9日に開催され、各委託契約先から提出された試験研究報告書に基づいて検討を行った。検討の結果、同委員会は原案通り報告書を承認し、本年度報告書の作成方を事務局に要請した。 なお、本事業が3ヶ年計画であることを踏まえ、本年度実施の試験研究に関して今後、訂正等の要望があれば最終報告書で反映させる旨が合意された。 |
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成果物 |
「危険物の海上運送に関する調査研究」の報告書
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備考 |