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4.2.3 サーマルリサイクルの事例
1)ごみ焼却発電
 インターネット・文献等検索及び技術情報募集により得られたサーマルリサイクル(ごみ焼却発電)の事例を表4.2.3-1に示す。
 
■高浜発電所:スーパーごみ発電・・・表4.2.3-1
 
2)固形燃料(RPF)化
 インターネット・文献等検索及び技術情報募集により得られたサーマルリサイクル(固形燃料化)の事例を表4.2.3-2に示す。
 
■株式会社市川環境エンジニアリング:廃プラスチックのRPF化・・・表4.2.3-2
 
3)セメント原燃料化
 インターネット・文献等検索及び技術情報募集により得られたサーマルリサイクル(セメント原燃料化)の事例を表4.2.3-3〜5に示す。
 
■株式会社トクヤマ:セメントキルンでの廃プラスチックの原燃料化・・・表4.2.3-3
■太平洋セメント株式会社:廃プラスチックのセメント焼成炉燃料化・・・表4.2.3-4
■社団法人日本舟艇工業会:FRP船リサイクルシステム(セメント原燃料化)・・・表4.2.3-5
 
表4.2.3-1(1)スーパーごみ発電
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表4.2.3-1(2)スーパーごみ発電
(拡大画面:325KB)
 
表4.2.3-1(3)スーパーごみ発電
項目 内容
技術の有効性に関する事項 再生製品の性能等  発電電力は所内で使用する分を除き、東京電力へ送電(売電)
環境・安全面  都市ガスを燃料とすることで硫黄酸化物(SOx)の発生を無くし、窒素酸化物(NOx)、二酸化炭素(CO2)についても極力その発生を抑えている。
適用条件等
 ごみの焼却は隣接する高浜クリーンセンターが行っており、高浜発電所では、同センターから常時255℃の蒸気の供給を受けている。なお、高浜クリーンセンターでのごみの受け入れは、原則、高崎市で発生した一般廃棄物のみとなっている*
 
*可燃ごみとしては、紙、衣類、落ち葉・草、食用廃油などに加え、軟質系のプラスチック(洗剤やシャンプーの容器、ポリ袋、トレイ、パック類、発泡スチロール)が含まれる。一方、不燃ごみにはガラスや陶磁器類、金属類、小型電気製品、菓子缶・食用油缶等のほか、硬質系プラスチックのポリバケツ、洗面器、ポリウレタンなどが含まれ、これらは粉砕後焼却炉に投入される。
その他 <開発履歴>
 通産省(現. 経済産業省)による「環境調和型エネルギーコミュニティ形成促進事業」の適用を受け、群馬県企業局は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究に着手。そして、1996年10月、スーパーごみ発電の国内実証第1号として高浜発電所を建設、翌月より営業運転を開始している。
その他の事項 文献発表等
評価・表彰実績
特許の取得
<評価・表彰実績>
平成9年度(第2回)新エネ大賞((財)新エネルギー財団) 財団法人新エネルギー財団会長賞 受賞
(新エネルギー機器・導入事例の部)
環境への取り組み  群馬県企業局においては、現在、未利用エネルギーの利活用及び純国産エネルギーである水力発電の運営を行っている。
添付資料


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