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犯罪被害者週間全国大会2006

 事業名 犯罪被害者支援に関する周知啓発及び支援体制整備
 団体名 全国被害者支援ネットワーク 注目度注目度1


被害者支援を創る会
 私たちは、「犯罪被害者の権利が守られる社会」のために、被害当事者や遺族、地方自治体議員、市民を中心に集まりました。活動拠点は東京都多摩地域が中心です。今年で6年目の活動となります。
 会の主催する勉強会や他団体との連携で、犯罪被害者のおかれた立場や見地を学んできました。地方議員は、それぞれの議会で政策提言を行っており、日野市や杉並区の被害者支援条例をはじめ、他自治体でも政策研究が進んでいます。犯罪被害者等基本法の制定や基本計画の進捗を受け、地方自治体の取り組みが求められると考えています。
 また、勉強会や視察などを通し、各地の団体との交流をはかってきました。2004年春には、アメリカの被害者センターでも研修を受け、大きな成果を挙げました。
 広く、活動を知ってもらうため、書籍出版やシンポジウムの開催を行ってきました。2005年1月には、竹花豊東京都副知事(当時)の基調講演、犯罪被害者、遺族の3名からのメッセージを伝えるシンポジウムを企画し、多くの来場をいただきました。
 今までは、個人の活動の延長でしたが、活動の再構築のために、2006年夏に、総会を開き、理事と代表を選出しました。今後は、チームでの活動を行っていく予定です。
 被害者への直接支援は、まだまだ検討中です。現在は、あくまでも勉強すること、提言すること、様々な活動に参加する中で、つながりを広げる活動をしているところです。活動の中で、被害者と出会い、署名や裁判傍聴などのサポートをする機会もあり、自分たちでできる範囲で関わってきました。今後も、背伸びをせずに自分たちのぺースで活動をしていきたいと思っています。
 
<被害者支援セミナー>
 被害者支援を創る会が主催し、講師を招いての勉強会を行っています。今までの講師の方々は、被害者、遺族/自死遺族/民間支援団体の方/被害者支援都民センター/あしなが育英会/大学研究員/新聞記者/衆議院議員/市議会議員/自治体職員/児童相談所/府中刑務所/などです。
 
<各地への視察>
 毎年の夏には、各地への視察を行っています。
 この企画は、会員の交流にもなり恒例の行事となっています。
2001年夏・・・神戸 震災遺児の悲嘆施設(25名)
2002年夏・・・佐賀 被害者支援センター(12名)
2003年夏・・・熊本 被害者支援センター(12名)
2004年春・・・アメリカ 被害者センター(10名)
2004年夏・・・関西 児童虐待/大教大附属池田小学校(20名)
2005年夏・・・和歌山 被害者自助グループとの交流(10名)
2006年夏・・・日野 全ての遺児の悲嘆施設/日野市被害者支援条例(25名)
 
<シンポジウムの主催、共催など>
2001年11月 「はじめよう 被害者支援」(立川市)
被害当事者の訴え/パネルディスカッション(日野市長、自治体職員など)
2004年1月 「見つめよう いのち・心」(多摩市)
被害当事者の訴え/パネルディスカッション(研究者、マスコミ、被害者遺族)
2005年1月 「私たちはどんな社会に生きたいのか」(立川市)
犯罪抑止について/被害当事者の訴え
2006年9月 「生命のメッセージ展の後援企画 シンポジウム」(稲城市)
被害当事者の訴え/パネルディスカッション(内閣府、稲城市長など)
 
<書籍出版>
「被害者サポート〜市町村に必要な被害者支援」2000年8月 自費政策
「はじめよう 被害者支援」2001年11月10日 幹書房 被害者支援を創る会
 
<その他>
2000年8月 被害者支援を創る会設立
2001年6月 東京都議会議員候補者 被害者支援に関するアンケート
2001年7月 参議院選挙 各政党へのアンケート
2002年5月 危険運転致死傷罪適用のための署名活動
2002年11月 東京都内の市区への被害者支援アンケート
2003年7月 日野市 被害者、遺族等支援条例制定
2005年10月 杉並区 被害者支援条例制定
 
2005年1月 シンポジウム「私たちはどんな社会に生きたいのか」(東京都立川市)
 
2006年8月 あしなが育英会レインボーハウス視察研修(東京都日野市)
 
 
ジュピター
NPO法人 神奈川被害者支援センター 自助グループ
〜いのち・きぼう・未来〜
−お互いを知り、新たな発展につなげよう−
 
 「ジュピター」は神奈川被害者支援センターの自助グループです。コスモスの花言葉のいわれにある「天空の神」。ローマ神話のユピテルが語源となっています。広い宇宙の中にあって、あの世とこの世の懸け橋を探しつつ、大切な人と神の元で再びあえることを信じ、何年たっても大切な人は、心の中にいきている。
 ・・・ある日突然、理不尽にもいのちをもぎ取られてしまった被害者。・・・遺族は悲しみ、憎しみ、怒りなど複雑な感情を持ちながら、日々生活しなければならない現実に、頑張って生かされている。
 被害者の遺族・家族の皆さんが、中心となって名前を決めるなど交流を深めています。
 
◎交通事故被害者の家族・遺族会
 自助グループの活動が始まり、3年となりました。県民活動サポートセンターを会場として、定期的な交流会を開いています。利用登録メンバーは10名ですが、休まずに毎回出席している方は、スタッフの他に4名います。これからの活動の中心になっていかれる方々です。
 定例会は毎月一度ですが、それ以外にメンバー間のサポートは広範囲で、少しずつ生活変化があり、障害者施設にてお掃除ボランティアを継続したり、被害家族の子供さんに家庭教師をしたり、裁判の付き添いや傍聴、署名活動協力、警察署への付き添い支援など、情報交換だけでなく、自らも支援となる働きをした1年でした。特に「10月3日は被害者支援の日」と決められたことを記念し、被害者支援のPR活動キャンペーンが展開され、10月7日には、積極的にその一端を担いました。
 
(昨年の犯罪被害者等基本法制定記念全国大会前日パレード集会風景)
 
◎犯罪被害者本人の会(性被害・強盗被害)
 メンバーの、ご事情によって会は不定期です。スタッフは毎月1度の定例会には会場にいます。受け入れの面接も行なっていますが、数回利用にとどまり長期的な継続利用は少ないのではないかと推察します。会はクローズドで行なっています。
 
◎本年11月29日には、神奈川県安心・安全まちづくり推進課が窓口となった、犯罪被害者等の置かれた状況について正しく理解して頂くためのシンポジュウムがあり、自助グループもポスター等で参加します。
 
(熱心に読んでくださった来場者)
 
(ポスター準備風景)
 
◎いままでの取り組みとこれから
 定例会には、スタッフが2〜3人1チームで参加している。スタッフにも親の介護や本人の病気、また転職などで会を退く方もいる。
 平成17年12月5日 理事で自助グループのスーパーバイザーであった堤邦彦先生が、ご病気のため突然他界なされた。とても信じられないが、教えを大事に取り組んでいる。
 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 
 平成13年5月11日神奈川被害者支援センターが設立とともに、自助グループの検討。元運営委員の渡邉重治さん、元専門委員の池本優理子さんらのご努力が土台となっている。
 ジュピターは、平成15年11月には、繁多進先生の参加と元理事の和田恵理子さんのご指導、ご尽力により犯罪被害本人グループを開始することが出来た。が、メンバーは、家庭のご事情や健康面により継続した参加が不可能で、不定期に実施している。
 
 センター全体では、都民センターの大久保恵美子先生から、自助グループのあり方や運営についてご指導をいただいた。また、神奈川県警察本部、被害者対策室から神奈川県下における被害の実態、警察の支援体制などについてご講義いただいた。故 堤邦彦先生のロールプレイや講義、スーパービジョンも複数回実施した。今後は、会を知っていただく為に他団体との情報交換や交流会なども企画したい。
 
 被害者家族からの要望をうけ16年3月交通事故被害者遺族・家族グループを開始した。田中芳子さん湯川ミハルさんを中心に毎月1〜2回定例会として交流会を実施している。
 平成17年6月に性被害者グループを開始したが、当センターの前事務局長であった後藤紀世さんとスタッフの田村いづみさんのご努力によるものである。
 支援の輪を広げるために、神奈川県精神保健福祉センターや各保健所にチラシを配布していただき、女性センター、病院等の相談室、ボランティアセンターなどにも訪問し支援協力をお願いした。
 
 電話相談員の皆さんからは、定例会用にと果物やお茶、資金カンパなど頂き運営費に活用させていただいた。新しい被害者メンバーを迎えるたびに、これ以上被害者が増えないようにと切に願うも、飲酒運転や残忍な事件事故が絶え間なく報道されている。二度と同じ過ちを繰り返さないでと、家族や遺族は訴え続ける。被害にあった事実は、何年たっても癒えることも消えることもない。心の奥に難渋にみちた苦汁を何重にもからめ秘めている被害者がいることを肝に銘じ、もっとお互いを知りたいと感じながら活動している。多くの皆さんに感謝しつつ。
文責 自助グループ担当理事 山田 美和子
 
生命(いのち)のメッセージ展
(拡大画面:290KB)


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更新日: 2008年8月30日

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