日本財団 図書館


9. 甲州(こうしゅう)ろうあ太鼓(だいこ) (山梨県)
― プロフィール ―
 甲州ろうあ太鼓は昭和56年に結成して以来25年を経過しました。つまり4分の1世紀の時を刻んできたことになります。
 このように長期間活動できた事を結成当初誰が予測できたでしょうか?
 メンバーの努力もさることながら、支えてくださった多くの方々がいらしたからこそ成しえたと、改めて感謝を申し上げます。
 この11月下旬から12月初旬にかけて、(財)日本太鼓連盟より要請を受け、ラオス、ベトナムの2カ国へ太鼓を打ちに行ってきます。
 発展途上にある国々の、身体障害者を取り巻く環境はかなり厳しいものがあるようです。
 私たちの活動が、少しでも彼らのお役に立てるのであれば、こんな嬉しいことはありません、精一杯頑張ってきます。
 
 
― 実践報告 ―
 こんにちは、山梨県から来ました。甲州ろうあ太鼓です。
 郡山市で開催される、第8回日本太鼓全国障害者大会で演奏できる事を光栄に思っています。
 音の無い世界に居る私たちが音のある世界と関わりたい、音楽を楽しみたい、そんな思いで昭和56年1月に結成して以来25年を経過しました。
 このように長期間活動できた事を結成当初、誰が予測できたでしょうか?
 メンバーの努力もさることながら、支えて下さった多くの方々がいらしたからこそ成しえたと、改めて感謝を申し上げます。
 聴覚障害者は、外見だけでは障害の程度が分からないのですが、難聴など軽度の者から重度の者まで聴力がまちまちです。太鼓の音色やリズムが自分自身では判断できかねるところがあり、音合わせが思うようにいかない事もままあります。
 聞こえなくても健聴者に負けたくないと言う思いが自然にメンバー1人1人の心に根付いているから頑張れるだろうと思います。だから毎週2回の稽古は活気に満ちています。
 尚、今年11月下旬から12月初旬にかけて(財)日本太鼓連盟から要請を受け、ラオス、ベトナムの2カ国へ太鼓をうちに行ってきます。
 発展途上にある国々の、身体障害者を取り巻く環境はかなり厳しいものがあるようです。
 私たちの活動が、少しでも彼らのお役に立てるのであれば、こんな嬉しいことはありません、精一杯頑張ってきます。


前ページ 目次へ 次ページ





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION