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平成17年度 船舶バラスト水等処理技術実用化のための調査研究 報告書

 事業名 船舶バラスト水等処理技術実用化のための調査研究
 団体名 日本海難防止協会 注目度注目度5


Reference
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8 Safety Data Sheet, issue 8b, April 2004.
 
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25 WHO Guidelines for Drinking-water Quality, 2nd edition, Vol.2: Health Criteria and other Supporting Information, Geneva, Switzerland. 1996.
 
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7. 今後の課題
 当協会が本事業で進めてきた船舶のバラスト水処理システムの開発は、現在、仮称スペシャルという機械的殺滅法を中心に進めている。その理由は、構造がシンプルなため、小型、操作性及び経済性の面ですぐれ、かつ一定の処理効果を持っているためである。
 昨年度からは、このスペシャルパイプシステムにIMO排出基準等に対応すべく、オゾン等の活性物質を加えたスペシャルパイプ・ハイブリッド方式に発展させ、開発を進めている。本年度の事業では、処理流量300m3/hrのシステムにまで発展させることに成功し、IMO排出基準を達成することも確認した。この現在のシステムは、バラスト水管理条約に付随する「バラスト水管理システム承認のためのガイドライン(G8)」のシステム要件をほぼ満たすものである。また、平行して正式な型式承認申請及び承認試験を受けるために必要な、オゾン(活性物質)使用に関する「活性物質を利用するバラスト水管理システム承認の手順(G9)」に基づいた基本承認の申請をIMOに対して行っているところである(MEPC55/2)。
 このように、本事業におけるバラスト水処理技術の開発は、実用化に近づきつつある。今後は、実船に搭載して有効性を実証して周知すると共に、国内及び国際的な承認の取得活動が重要であり、課題である。
 
8. むすび
 本年度の調査研究は、平成16年度までの事業成果である機械的殺滅法(仮称:スペシャルパイプ)と、オゾンを組合せたバラスト水処理技術、スペシャルパイプ・ハイブリッド方式第1世代(試験用システム、処理量20m3/hr)を、実船に搭載し運用が可能な次世代(第2世代)型に発展させるため行った。
 ハイブリッド方式第2世代(実船搭載型試作システム)は、処理量300m3/hrの能力を有する処理システムであり、「バラスト水管理システム承認のためのガイドライン(G8)」の装置要件を満たす装置である。
 本年度の事業成果は、このシステムを設計・製作し、G8ガイドラインが要求する陸上試験要件に準じた性能評価試験を行い、確実にIMO排出基準を達成することを確認したことである。既存船への搭載を考えている実船搭載型試作システムレベルで、バラスト水処理水量が時間あたり300m3の能力を有しつつ、IMO排出基準を達成するバラスト水処理装置は、現在、本システムだけであると思われ、世界でも類を見ない先駆的なシステムであると考える。
 また、本事業の成果は、数多くの国内会議やシンポジウムで発表し、各種機関誌等に取り上げられただけでなく、複数のマスメディアにも取り上げられるなど、社会への周知も進んだ。
 今後は、この先駆的システムを一般商船に搭載し、当該船舶の運航に即した運用における性能の確認を行うとともに、国内外での各種承認プログラムへ積極的に参加・申請していく予定である。


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