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(4)漂着物が集積しやすい波打際からの距離
 漂着物の塊の波打ち際からの距離を図3.3.2-20、区画ごとの漂着物重量の分布を図3.3.2-21に示す。
 漂着物の塊がみられる距離は、波打ち際から平均12.6mであった。
 波打際〜10mまでの区画に漂着物の重量の最大値があった調査海岸は、江原道の河趙臺(ハソデ)海水浴場、鏡浦(キョンポ)海水浴場の2海岸であった。
 10〜20mまでの区画に漂着物の重量の最大値があった調査海岸は、江原道の望祥(マンサン)海水浴場、慶尚北道のコレブル海水浴場、忠清南道の椿長臺(チュンジャンデ)海水浴場、大川(デチョン)海水浴場の4海岸であった。
 昨年度の漂着物の塊がみられる距離は、波打ち際から平均13.6mであり、本年度の調査とほぼ同じ結果であった。
 
図3.3.2-20 漂着物の塊の波打際からの距離
(拡大画面:35KB)
注:韓国の調査海岸は、潮汐の差が大きく、調査区画及び漂着物の塊は、干潮時の波打際からの距離である。
 
図3.3.2-21 漂着物重量の分布図
(拡大画面:42KB)


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