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流出油事故対応 総合マニュアル
 
目次
まえがき
1. 海上での油汚染評価(海上編)
油膜の色調、形状、カバー率
色調の例
2. 海岸での油汚染評価(海岸編)
潮汐範囲及び海岸線の区分
海岸線の堆積物、形状の例
海岸線のESI
3. 流出油が海洋及び沿岸資源に及ぼす影響
環境影響
レクリエーションビーチ及び海岸エリア
産業設備、魚
海洋哺乳動物
海亀、海鳥
サンゴ礁とエコシステム
湿地帯とエコシステム
自然公園、海洋公園
4. ナホトカ号事故における流出油の海藻への影響
(京都大学農学研究科によるホンダワラ類の流出油影響調査結果)
5. 流出油の経時変化
流出油の挙動
流出油の変化(エマルジョン化)
流出油の自然浄化作用
流出油の風化作用
6. 流出油の拡散漂流予測モデリング
7. 回収油及び油性回収物の管理及び廃棄
概要(緊急時計画、廃棄物の最小化)
回収物の種類(エマルジョン、砂など)
現場での一時貯蔵及び液体と固体の分離
陸上輸送
廃棄物の処理方法
8. 回収油水の一時貯蔵及び最終処分
回収油水の一時貯蔵の重要性
回収装置に付随させる一時貯蔵システム
陸上に置く一時貯蔵容器及び陸上に建設する一時貯蔵ピット
9. 海岸清掃
概要
緊急時計画の作成
海岸線の清掃手法
油、油性堆積物、ゴミの機械的回収
液体の油、油性堆積物、ゴミのバキュームによる回収
海岸の小石などの自然の力による洗浄
低圧洗浄または堆積物の洗い流し
高圧洗浄
油処理剤の使用
サンドブラスト
バイオレメディエーション
10. ナホトカ号における海岸漂着油
(「重油災害シンポジウムでの報告」)
11. 海岸清掃におけるボランティア作業(志布志湾での海岸清掃事例)
海岸清掃作業
熱中症対策
12. オイルフェンス
漏油のメカニズム
オイルフェンス(ブーム)の展張角度
オイルフェンス(ブーム)の展張方法
直線展張を基準にしたオイルフェンス(ブーム)の展張例
13. 機械的回収
スキマー(回収装置)の性能
スキマー(回収装置)の使用限界
ガット船
強力吸引車
14. 回収装置の洗浄
15. 油吸着材
16. 油処理剤
油処理剤の歴史
油処理剤の種類及び組成
油処理剤の特性及び化学分散のメカニズム
油処理剤の自然浄化メカニズム
油処理剤の自然浄化サイクル
流出油に対する油処理剤の有効性
油処理剤の使用方法
油処理剤使用上の留意事項
油処理剤の使用基準
海上における流出油処理方法の決定に関する考え方
自己撹はん型油処理剤及びMDPC法
海水で希釈した場合の油処理剤の性能
自己撹はん型油処理剤の有害性
油処理剤の海外及び国内での使用例、実績
英国の油処理剤使用指針
17. 油処理剤の船舶用散布装置
自己撹はん型油処理剤散布装置(SAS-I型)
油層厚、散布圧力と船速の関係
荒天時(強風)時における散布方法(延長ノズルの使用)
実海域を模した実験による自己撹はん型油処理剤の分散性能
18. 油処理剤の海岸における散布方法
海岸用油処理剤散布装置
海岸清掃における油処理剤の使用方法
海岸漂着油に対する自己撹はん型油処理剤の性能
19. 油処理剤の航空機からの散布
ヘリコプターの散布速度及び高度
事故発生時の対応(航空機の運航)
20. 油処理剤と流出油の相性判定方法
油処理剤簡易試験キット
21. バイオレメディエーション
バイオレメディエーション技法
22. 杉樹皮製油吸着材の有効利用及び微生物分解処理技術
23. 野生生物の保護
24. 現場焼却
25. 緊急時計画
 
 
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