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(2)同軸管プラグへの接続の場合
・コネクタガイドの取付け:
 レセプタクル付ウェーブガイド・カプラ接続用同軸プラグの場合のコネクタガイドの取付方法の一例を<図3・27>によって次に説明する。
(a)図の寸法となるように切断し、シース、絶縁体をはぎ取る。
(b)Oリング−1を入れたコネクタガイドを外部導体に、止まるまでしっかりとねじ込む。
(c)タンピング作業で外部導体をガイドに密着させる。
 
図3・27 コネクタガイドの取付方法
 
・コネクタ導体の取付け:
 コネクタ導体の取付方法の一例を図3・28によって次に説明する。
(a)同軸管の内部導体にダイスでねじ山を切る。
(b)Oリング−2を挿入する。
(c)内部導体コンタクトを同軸管の内部導体にねじ込む。
(d)コネクタ外部導体とガイドの隙間が1.2mmとなるまでボルトを締める。
(e)(室外で使用する場合)ガイドと同軸管のシースの部分の50mmの範囲に、防水のため自己融着テープを巻くか、オイルパテで覆う。
 
図3・28 コネクタ導体の取付方法
 
(3)ロータリ・ジョイント接続の場合
 ロータリ・ジョイントの接続全体図の一例を図3・29に示す。
 
図3・29 ロータリ・ジョイントの接続全体図
 
・コネクタの取付け:
 コネクタの取付方法の一例を図3・30によって次に説明する。
(a)図の寸法となるように切断し、シース、絶縁体をはぎ取る。
(b)防水カバーを取り付ける。
(c)同軸管に図の順序でコネクタ部品を入れ、(4)のガイドが同軸管のシースを圧迫するまでねじ込む。
(d)(3)のOリング、(2)の平座金を(4)のガイド内に挿入し、(1)の締付けリングを確実に締め付ける。
 
図3・30 コネクタの取付方法
 
・導体の組立:
 導体の組立方法の一例を図3・31によって次に説明する。
(a)タンピングする。
(b)内部導体にダイスでねじを切る。
(c)(5)のセンターリングキャップを(4)のガイドに挿入する。
(d)(6)の内部導体コンタクトを同軸管の内部導体にねじ込み、4mmの六角レンチで固定する。
(e)ガイドに(7)のHFコネクタを押し込み、(8)のねじ(6本)で固定する。
 
図3・31 導体の組立方法







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