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6. 変圧器2次母線短絡電流
 変圧器は1.(8)項にて示された条件によるものとし、計算に必要な諸要素は下記の通りである。
 
3相変圧器バンクの容量 PT=60 〔kVA〕
変圧器の1次側線間電圧 Vp=450 〔V〕
〃 2次側線間電圧 Vs=105 〔V〕
変圧器の抵抗 RT=1.6 〔%〕
〃 リアクタンス XT=2.7 〔%〕
周波数 F=60 〔Hz〕
変圧器の2次側定格線電流 I2=330 〔A〕
 
 
1次側ケーブル TPYC-38 1本  
そのケーブルの抵抗 CR1=0.483 〔Ω/km〕
〃リアクタンス Cx1=0.0972 〔Ω/km〕
2次側ケーブル TPYC-95 2本並列、Nc2=2  
そのケーブルの抵抗 CR2=0.21 〔Ω/km〕
〃リアクタンス Cx2=0.093 〔Ω/km〕
ケーブルの長さ 1次側、2次側共に5〔m〕
  LC1=Lc2=5 〔m〕
等価発電機の抵抗 R0=0.002526 〔Ω〕
等価発電機の初期過渡リアクタンス X"0=0.01781 〔Ω〕
等価発電機の過渡リアクタンス X'0=0.03444 〔Ω〕
 
 
 等価発電機のトランス容量ベースの換算%インピーダンスは、
 
 
RTT=RT+Rcp+Rcs+ROT=1.6+0.07156+0.286+0.075
        =2,03256≒2.033 〔%〕
RE=RT+Rcp+Rcs=1.6+0.07156+0.286=1.957〔%〕
X"TT=XT+Xcp+Xcs+X"OT=2.7+0.0144+0.127+0.5277
         =3.369 〔%〕
X"TT=XT+Xcp+Xcs+X'OT=2.7+0.0144+0.127+1.02
         =3.8614 〔%〕
XE=XT+Xcp+Xcs=2.7+0.0144+0.127=2.8414 〔%〕
 
 







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