スペシャルパイプ基本性能向上システムは、「3.1スペシャルパイプ基本性能向上システムの設計」に従って、スリット幅0.1mm、0.3mm、0.5mmのスリット板とそれぞれに対応する衝突板を作成した。

　

　

　

　IMO排出基準対応システムは、「3.2 IMO排出基準対応システムの設計」に従って製作した。スペシャルパイプ本体部は、「4.1 スペシャルパイプ基本性能向上システムの製作」の写真II.4.1-2に示したものと同じで、スリット板のスリット幅は0.3mmである。写真II.4.2-1には、IMO排出基準対応システムで新たに追加した主要部分を示した。

　

　

　

　

　

　

　IMO排出基準対応改良システム（SPHS-V1）は、「4.2 IMO排出基準対応システム」にオゾンの溶解を促進するミキサーパイプ（図II.2.3-1参照）と停留タンクを追加したのが主な改良点である。写真II.4.3-1にはミキサーパイプ及び停留タンク、写真II.4.3-2にはシステム全景を示した。