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(3)分散量
 分散量について、図VI-7.6〜図VI-7.10に示す。
 ここで、ケース11で想定している航空機2機による分散剤散布は、2機が同時刻に飛行する方法により実施した。
 
図VI-7.6
分散量(ケース10、セルフミキシングS-7(航空機1機))
 
図VI-7.7
分散量(ケース11、セルフミキシングS-7(航空機2機)の合計)
 
図VI-7.8
分散量(ケース11、セルフミキシングS-7(航空機2機)の内訳)
 
図VI-7.9
分散量(ケース11、セルフミキシングS-7(航空機A分))
 
図VI-7.10
分散量(ケース11、セルフミキシングS-7(航空機B分))
 
 分散剤を散布する毎に、海上流出油の分散が進んでいくことがわかる。ただし、シミュレータでは、分散率を4%と仮定しているため、セルフミキシングS-7を1リットル散布する毎に、25リットルの油が分散処理される。時間が経過するにつれて、遭遇する油量が減少していくため次第に分散量は減少していく。


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