(3)回収油量
回収油量を図VI-6.14〜図VI-6.27に示す。
ケース5及びケース8のTDS-200の単独による回収では、流出直後の回収において単位時間当たりの回収油量が、スキマーの回収能力である0.38[kl/min] (注)を超えてしまう。(図VI-6.15及び 図VI-6.22参照)
そこで、ケース5及びケース8については、単位時間あたりの回収油量の補正を行い、グラフは補正前と補正後の両者を示した。
(注)TDS-200のポンプ能力70[kl/hour]に、回収効率62%、スループット効率(一定時間内で油に接触できる効率)52%を考慮すると、約22.6[kl/hour]=0.38[kl/min]の回収能力となる。
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図VI-6.14 回収油量(ケース4)
図VI-6.15 回収油量(ケース5、補正前)
図VI-6.16 回収油量(ケース5、補正後)
図VI-6.17 (ケース6、TRANSREC250とTDS-200の合計)
図VI-6.18 回収油量(ケース6、TRANSREC250とTDS-200の内訳)
図VI-6.19 回収油量(ケース6、TRANSREC250分)
図VI-6.20 回収油量(ケース6、TDS-200分)
図VI-6.21 回収油量(ケース7)
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