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第20回日本太鼓全国講習会・日程表
第1日目 2004年6月19日(土)
 
時間 進行 ガレリアかめおか
10:00 受付
受付次第、更衣室で着替えを済ませ、ロビーで待機して下さい。
私物は個人で管理して下さい。
ロビー
10:15 *講習内検定者打合せ会(基本講座講師・検定参加者) 研修室B
11:00 開会式
開会の辞
国歌斉唱
あいさつ
(財)日本太鼓連盟常務理事 小野 巽
(財)日本太鼓連盟支部支部長 富治林 浩
来賓祝辞 亀岡市教育委員会教育長 滝本 健二
来賓・役員・講師紹介
閉会の辞
コンベンションホール
11:20 講師模範演奏
オリエンテーション
*記念写真(講座別)
12:00 昼食・休憩
昼食後、各講座会場へ移動
各講習会場
13:00 助六太鼓講座 講師:今泉 豊 大広間B
八丈太鼓講座 講師:菊池 修 大広間C
秩父屋台囃子講座 講師:高野 右吉 和室研修室
総合指導 講師:古屋 邦夫
3級基本講座 講師:安江 信寿 大広間A
4級基本講座 講師:若山 雷門 響ホール
5級基本講座 講師:松枝 明美
講師:富治林 浩
コンベンションホール
18:00 講習終了 *宿泊者は宿舎へ移動
19:00 夕食・入浴
消灯・就寝
備考 宿舎では、マナーを守って生活して下さい。
 
第2日目 2004年6月20日(日)
 
時間 進行 ガレリアかめおか
起床
朝食
片づけ
*荷物は各講習会場に持参
08:45 朝の集い(着替えを済ませて集合のこと) 各講習会場
09:00 助六太鼓講座 講師:今泉 豊 大広間B
八丈太鼓講座 講師:菊池 修 大広間C
秩父屋台囃子講座 講師:高野 右吉 和室研修室
総合指導 講師:古屋 邦夫
3級基本講座 講師:安江 信寿 大広間A
4級基本講座 講師:若山 雷門 響ホール
5級基本講座 講師:松枝 明美
講師:富治林 浩
コンベンションホール
11:00 講習終了
成果発表会準備
移動・準備
11:30 専門講座成果発表会 コンベンションホール
12:00 閉会式
あいさつ
(財)日本太鼓連盟常務理事 小野 巽
(財)日本太鼓連盟支部支部長 富治林 浩
12:30 昼食・休憩
*検定受験者は移動開始
<以降、検定受験者のみ>
13:30 検定試験(筆記)
5級→3級→4級 終了次第、実技試験を受検
・5&3級は学科→実技試験
・4級は実技→学科試験
大広間C
検定試験(実技)
4級→3級 ・4級は実技→学科試験
・3級は学科→実技試験
大広間A
5級 ・5級は学科→実技試験 響ホール
受講者待機場所 コンベンションホール
17:30
(予定)
成績発表(全員)
*合格者は手続き終了後解散
コンベンションホール
18:30
(予定)
終了予定
 
 
 
専門講座
「助六太鼓講座」(複式単打)
講師 今泉 豊
助六太鼓保存会(東京都)代表
(財)日本太鼓連盟運営委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
○1952年、東京都文京区生まれ。小学生の頃より祭り太鼓に興味を覚え盆太鼓を始める。
○1965年、浅草国際劇場(松竹歌劇団)の鳴り物師、杵屋佐三造先生に邦楽器演奏の基礎指導を受ける。
○1967年、日本初のプロ和太鼓として確立しつつあった助六太鼓で演奏活動と曲作りに参加するとともに、その太鼓打芸の継承を目的とし、湯島天神助六太鼓保存会(現・助六太鼓保存会)を発足する。
○1974年、大学卒業と同時に助六太鼓の代表を受け継ぐ。
○1977年、国立劇場主催「日本の太鼓」の第1回目、東京代表として助六太鼓で出場。
○1978年、石川県御陣乗太鼓、池田庄作氏、長野県御諏訪太鼓、小口大八氏とともに、全日本太鼓連盟を設立し、世話人となる。
 ジャンルにこだわらない演奏活動を行い、その音楽性は、舞台、TV等の音楽界でも高く評価されている。
 1997年に全日本太鼓連盟が財団法人日本太鼓連盟に認可されてからは、運営委員に任命され、以後、三重大学、筑波大学付属養護学園、青山こどもの城等各教育機関で講師を務め、プロ活動の傍ら保存会活動、後進育成と太鼓界向上のために力を注ぐ。
 
 
専門講座
「八丈太鼓講座」(単式複打)
講師 菊池 修
八丈太鼓六人会(東京都)代表
 
 南国情緒豊な八丈島は、関ヶ原合戦に敗れた宇喜田秀家公が流された流人の島として知られています。八丈太鼓の原点は、武器(刀)を失った流人が、そのうっぷんを太鼓のバチに託して打ち鳴らしたもので、打つ様と響きは血湧き、肉踊る感じを覚えさせてくれます。一つの太鼓を二人で表(上拍子)と裏(下拍子)を打つ両面打ちから生まれる独自のリズム、太鼓の音にあわせて歌われる太鼓節は東京都の無形文化財に指定されています。
 八丈太鼓のシンプルさと自由奔放に打ち鳴らす形が他の地域では見られないもので、日本の太鼓の中でも独自の位置づけをなされています、現在の六人会は、菊池修を中心に11名のメンバーが国内外を問わず広く演奏活動しています。
○1955年、東京都八丈島に生まれる。11才の頃から太鼓好きの大人のなかに入り、兄弟にて打ち始める。中学・高校・社会人と兄弟太鼓で全国各地へ。
○1981年に同年代の太鼓好きの仲間を集い、八丈太鼓六人会を結成する。最初は6名で始めたメンバーも現在は11名と徐々に増えている。
○八丈島の太鼓代表として国内はもとより各国からの要請で演奏活動を行っている。
 
 
専門講座
「秩父屋台囃子講座」(複式複打)
講師 高野右吉
高野右吉と秩父社中(埼玉県)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員会副委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
 秩父祭りは、京都の祇園、飛騨高山と並んで日本三大曳山祭の一つであり、300年前から毎年12月3日に本祭が行われます。神が宿る20トンもの豪華な六基の山車が繰り出され、その山車の上で演奏されるのがこの屋台囃子です。1955年に県指定、1979年には国の文化財に指定され、1985年に文化財指定30周年を記念して太鼓道場を設立しました。また、これまでに外国人を含む千人余りの弟子を輩出しています。
○1942年、埼玉県秩父市で生まれる。
○幼い頃より父である初代高野右吉(埼玉県指定無形文化財秩父屋台囃子保存者)について、秩父屋台囃子の稽古に日々打ち込む。
○1962年に屋台囃子保存会副会長、1983年に同会会長となる。
○演奏活動は全国に及び喝采を浴びている。ボランティアとして地元はもとより各地で後継者を育てている。また、海外ではカナダ39日間公演をはじめ18カ国で公演し、芸術面、技術面とも絶賛された。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会副委員長として活躍している。
 
 
基本講座
総合指導
講師 古屋邦夫
御諏訪太鼓保存会(長野県)副会長
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟長野県支部事務局長
 
○1948年9月14日岡谷市に生まれる。
○1967年6月に御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓歴37年を数える。
○1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。
○1978年10月、長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2,000人太鼓等の指導を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会委員として活躍している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。







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