第8回日本太鼓全国フェスティバル・プログラム
The 8th Nippon Taiko Festival
■開会式
■演奏
1. 龍連山と和太鼓「龍」 山形県
Ryu Renzan & Wadaiko "Ryu" from Yamagata
2. 助六太鼓保存会 東京都
Sukeroku Taiko from Tokyo
3. 富岳太鼓 静岡県
Fugaku Taiko from Shizuoka
4. 華太鼓かんなの会「ふじ組」 宮崎県
Hana Taiko Kanna-no-kai "Fuji-gumi" from Miyazaki
5. 手取亢龍太鼓保存会 石川県
Tedorikoryu Taiko from Ishikawa
6. 高野右吉と秩父社中 埼玉県
Ukichi Takano & Chichibushachu from Saitama
7. 御諏訪太鼓保存会 長野県
Osuwa Taiko from Nagano
8. 気仙町けんか七夕保存会 岩手県
Kesen-cho Kenka Tanabata Taiko from Iwate
9. 山形県支部合同チーム「龍童組」 山形県
Yamagata Chapter Joint Team "Ryudo-gumi" from Yamagata
■フィナーレ
奥州連山から天地四海へ鼓道発信を志し、水舞流(福井県)・助六流(東京都)を修め、平成元年全日本大太鼓チャンピオンを期に石川県・静岡県・山形県の大太鼓大会を制し大太鼓日本一となりました。
平成元年10月鼓号を「龍連山」と命名し、和太鼓「龍」を率いてプロ活動を開始、鼓道精進、青龍と化し天駆ける。
外務省国際交流基金の派遣で中近東・東南アジア8ヶ国、更にはヨーロッパ・アメリカ公演で好評を博し、国内でも国立劇場(日本の太鼓)等、ビッグイベントに出演、鼓界で唯一太鼓のディナーショーも毎年開催、師の観せて聞かせる天性のバチさばき、親子共演の太鼓打芸は、観る人々に至福の共感、喜びとパワーを与えます。
2001年8月には和太鼓文化・伝承の館として、天童・和太鼓会館「龍翔閣」を建設、カルチャー教室・ライブ公演・観光客向けの和太鼓体験ツアー・常設ステージでの太鼓ショー等を開催し人気を博しています。
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員として、全国新規創設・育成したチームは60団体を数え、各学校での講演、演奏及び各種イベントの依頼公演を精力的に行い、和太鼓文化を広く伝承発信しています。
代表者 龍 連山
龍 寛 龍 健 庄司恒一郎 新関拓真 片倉夕季
伊藤良美 阿部裕太 那須貴裕 新関里子
東京文京区にある湯島天神は、勉学の神様として菅原道真公が祭られ、天神祭りなどでも賑わう東京の名所です。
戦後の復興も落ち着き、東京にも娯楽としてのお祭りが戻り、盆踊りなどが盛んに行われ始めた頃、もともと祭り好きで太鼓好きの江戸っ子が湯島天神に集まり、盆踊りの太鼓の技を競い合うようになりました。そして、昭和34年頃、古くこの湯島に残されていた太鼓の継承を目的とし、盆踊りの太鼓打ちが集まり発足したのが助六太鼓の始まりです。
その後、太鼓好きが高じて年に一度の盆踊りの太鼓だけでは満足できなくなった仲間達で組太鼓を創作しました。
江戸の伝統を生かし、現代的にアレンジしたものを創作展開していく中、国際劇場の鳴物師・杵屋佐三造先生に出会い、邦楽器の基礎指導を受ける機会を得ました。そこで邦楽の要素と現代に伝わる和太鼓文化の研究、同士相互の競争と協力を重ね、数多くの曲と打芸を生み出しました。特に今まで動きの少なかった和太鼓に盆太鼓で磨いた技を駆使し、躍るように打ち込んでゆく打芸は助六流ならではであり、その中からセンス、バランスを淘汰した末、現在の粋で勇壮かつ、完成された組太鼓「助六太鼓」を確立しました。そして、湯島天神で生れたこの太鼓を保存太鼓として奉納し、名を残しました。
代表者 今泉 豊
吉田陽子 粟野奈津子 岩城博之 桃谷一直 伊藤美香
富岳太鼓は、日本一の霊峰富士の麓、静岡県御殿場市に所在します。設立のきっかけは1977年、社会福祉法人富岳会の理事長山内令子が、法人の施設を利用する知的障害者のセラピーとして、和太鼓に着目したことから始まりました。
富岳太鼓は、魂を揺さぶる『響き』、鼓動と同調する『リズム』、感情を全身全霊を込めて表現する『躍動』、仲間と共に打ち込む『喜び』など、打てば響く太鼓の秘めたる可能性を、独自に開発した和太鼓療養プログラムに効果的に取り入れ、知的障害者のセラピーとして実践しています。そして、その効果は心身多面に表れ、今では障害者のリハビリテーションや社会自立のトレーニングとしては勿論のこと、障害者の文化・芸術活動、青少年の健全育成にまで広がりをみせ、年間100回を越える公演や、コマーシャルを始めとする多くのテレビ出演。また過去16ヶ国、20回の海外公演と広く世界からも注目を浴びています。
富岳太鼓の『富岳』とは、富士山の別名であり、その名の通り、演奏する曲の総てが富士山にまつわる神話、民話、自然をテーマとしたものであり、富岳太鼓代表山内強嗣の手による、笛、尺八などのメロディーを奏でる楽器を一切使わない、打楽器だけにこだわったオリジナルの創作太鼓です。
本日の出演メンバーは、社会福祉法人富岳会に勤務する保育士、支援員を中心とする職員で構成するチームです。
代表者 山内強嗣
栗原孝明 五十嵐善一 田中大輔 杉山晴邦 須賀有希
相磯美緒 佐野智美 勝間田千寿子
“なつかしき城山の鐘 鳴りいでぬ 幼かりし日 ききし如くに”
今もなお市民に「内藤さん」と親しまれる城主が治めていた城下町〜延岡。歌人若山牧水の名歌に詠まれた城山は、その中心にあります。四百年の時を打つ鐘の音は、朝に夕に延岡の歴史をひそめて響き渡ります。城山は、その東に太平洋、西に登山のメッカ大崩山をひかえ、市内に流れる四つの川は秋になると鮎でにぎわい、香りの百選にも選ばれております。
このような自然に恵まれた延岡の地で、華太鼓「ふじ組」は、平成6年に設立された華太鼓かんなの会を母体とし、平成11年に結成されました。平成16年3月に岐阜県にて開催された第6回日本太鼓ジュニアコンクールにおいて、みごと優勝、総務大臣杯・岐阜県知事賞を獲得いたしました。「拈華微笑」(=以心伝心)を座右の銘とし、6歳から高校1年生という幅広い年齢層で心を一つにして練習に励んでおります。
代表者 岡田昭子
下野彰子 村田芳乃 神崎悠衣 森 裕未 日高実生子
日高知之 日高蒔恵 佐藤 充 日高将行 日高友紀
甲斐瑛子 甲斐匠一郎
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