日本財団 図書館


(5)産業
 十和田湖町における近年の主な産業は、第三次産業※16である。十和田湖町では、1955年(昭和30年)の時点では、第一次産業就業者数が圧倒的に多かったが、1975年(昭和50年)を境に両者は逆転した(図2-2-6)。これは、全国的にみられる傾向であり、一般的に第一次産業従事者の高齢化(図2-2-7)と後継者の不足、安価な輸入品等の台頭や観光などサービス業の増加などがその要因として考えられる。また、十和田湖町の主な名産品には、有名なヒメマスのほか、わさび、にんにく、しいたけ、長芋、ほうれん草、奥入瀬地鶏などがあげられる。
 
(出典:十和田湖の肖像 1999年版、十和田湖町勢要覧・資料編)
 
(出典:十和田湖の肖像1999年版、十和田湖町勢要覧・資料編)
 

※16第三次産業とは、金融業、流通業、保険業、サービス業、運輸業、通信業、商業等である。また、第一次産業とは農業、林業、牧畜業、漁業、狩猟業等であり、第二次産業とは、製造業、建設業、鉱工業等である。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION