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第2章 伊勢市におけるまちづくり構想と木造船建造・運航の位置づけ
2-1 伊勢市のまちづくり構想
2-1-1 風景まちづくり条例の策定と条例案の概要
 
 現在、伊勢市では、伊勢の風景を美しくしていくための仕組みとして、「風景まちすくり条例」の制定に向けて、市民参加による条例案の検討がおこなわれている。
 条例案での中核となる考え方は、つぎのとおりであり、また、条例案の骨子は、下図のとおりである。
1. 市民による、自主的な風景まちづくり活動の積極的な推進とバックアップ
2. 「おはらい町」での活動をモデルケースとした風景まちづくりを実行していくための地区指定制度の制定
3. シンボリックな建物や樹木などの風景まちづくり資産の指定制度の制定
4. 大規模な建設事業の際における景観保全・創出(風景まちづくり)のための仕組みの設定
伊勢市資料「〜美しい伊勢の風景を守り、つくり、育てるために〜」
 
図 風景まちづくり条例案の骨子
 
(1)伊勢市都市マスタープランの概要
 
 先述した、「風景まちづくり条例」の制定がなると、この条例をふまえつつ、「伊勢市都市マスタープラン」にもとづき、長期的な視点から(目標年次:2013年)まちづくり(都市づくり)がすすめられていくこととなる。
 
図 伊勢市都市マスタープランの
概要と位置づけ
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図 伊勢市都市マスタープランの
整備イメージ
(拡大画面:152KB)







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