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 大蔵村では、いかだ川くだりやライフジャケットでの川くだりなど、川を使った行事が、学区ごとのPTA活動で行われているようである。また、村内の小学生5, 6年生を対象に、『おおくら葉山塾』という2泊3日の体験学習合宿を実施しているが、このなかで実験や物作り等のプログラムを導入したいとの意向があった。大蔵村では比較的、水辺での体験活動が実施されているが、全ての活動が、学校単位(部落・集落)や村内に限定されている。他の団体との連携もないわけではないが(営林局)、恵まれた自然を生かし、外部団体を受け入れる、河川局との連携を試みるなど、既存事業から一歩踏み出せればすばらしい事業が展開できそうである。
 参加者の子どもたちは、スポーツ少年団のスキー部の部員がほとんどで、夏は水に乗り、冬は雪に乗るということでやっていきたいと担当者は話していた。重複するが、大蔵村は最上川を有し、河川局が近くにあるなど非常にゲレンデに恵まれている。ここの学区で行われているPTA事業や合宿などの既存の活動をうまく活用すれば魅力的なプログラム展開ができる可能性がある。
 
文責:東條
 
・38歳・女性(子ども:小学4年・5年)
「山に囲まれた子供達なので、何回も海に関係するものは体験させたいと思います。」
・42歳・男性(子ども:小学3年・6年)
「海や川で遊ぶことが少ないので、こういう機会に多くの体験をさせたい。」
・42歳・女性(子ども:小学6年)
「山育ちなのでもっと海に親しませたい。大変すばらしい事業なのでもっとお願いします。」
・47歳・男性
「海、川は危険というイメージがあるので、安全にしかも楽しい行事、事業を開発して欲しい。勉強はもちろんですが、仲間と一緒に楽しい事業、遊びをして欲しいと願っています。」







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