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水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム開発 1日体験会(大蔵)
出張報告書(2003.11.14、15)大関・東條
 
[出張前]
平成15年11月14日(金) 〜 平成15年10月15日(土)(1泊2日)
 
・大蔵海洋クラブ(山形)
 
・事業部普及振興課 係長 大関 真理子
・事業部指導者養成課 東條 剛之
 
・水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム1日体験会の実施。
 
・ タイムスケジュールと体験会内容
 
時間 内容 必要物品
財団 クラブ 参加者
9:30 受け付け   参加者名簿  
10:00 アイスブレーク
 自己紹介
 最上川について
パソコン
プロジェクタ
スクリーン  
10:20 川での安全管理 パソコン
プロジェクタ
スクリーン  
11:00 キーホルダー作り スタイルフォーム
ひも・型紙
紙やすり
   
12:00 昼食      
13:00 カヌー作り パソコン
プロジェクタ
カヌーキット
ビデオテープ
スクリーン
ビデオデッキ
水性ペン
 
14:30 実験      
トルネード ビニールテープ
プラスチックチップ
たらい(水を入れる) ペットボトル2本
ペットボトルとストロー ストロー 千枚通し
カッター
 
アルキメデスダイバー(浮沈子) 醤油さし(お弁当用)
ナット
たらい(水を入れる)
細いマジック
 
15:30 ふりかえり
 アンケート
アンケート用紙   筆記用具
16:00 終了      
 
[出張後]
大蔵村教育委員会 教育次長 三原 幹生
大蔵村教育委員会 社会教育係長 長南 正寿
大蔵村教育委員会 社会教育係主事 早坂 広行
財団法人大蔵村体育協会 係長 八鍬 博幸
子ども 15名 保護者 10名
 
・1日体験会で実験など4つのメニューを実施することにより、子どもはもちろんのこと保護者の反応も見ることができた。
・オフシーズンの活動を保護者や関係者に見てもらうことができ、水プロに対する理解を得られた。
・もの作りや実験は興味深く参加しているようであった。やはり自分たちが体験しながら学んでいくものは子どもたちに有効であると感じた。
 
・大蔵村も過疎化と高齢化が進んでいる村で、子どもの参加者を確保することが年々難しくなってきているようである。特に山間部の自治体では、各集落(学区)が山を越えて点在しており、学区間をまたがっての募集は保護者が送迎をしない限り不可能に近い。また大蔵村は豪雪地帯(平均積雪量4m)なので、冬場は特に難しいようである。今回の体験会の実施場所である「肘折小中学校」の小学生人数は31名であり、今後プログラム展開にあたっては、場所によっては30名を確保することが難しい場所も出てくると思われる。
・今回は川の安全についてクイズ形式で行ったが、小学3年〜6年生には少し難しいように思えた。対象者の年齢にもよるが、小学生の場合はまず実技を行い、振り返りで座学を行う形式が良いと思う。
・手作りカヌーは子どもだけで製作することは、正直いって難しいが、今後保護者を含め大人を巻き込んでいくことを考えれば、とてもよい素材といえる。
 
 体験型の安全学習を考えてみる必要がある。
 
○山形県大蔵村の位置
 
 
○体験会写真
 
川の安全について(クイズ形式)
 
 
 
もの作りメニュー キーホルダー作り
 







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