日本財団 図書館


フォーラム出演者 Forum performer
 
評論家
加瀬清志
Kiyoshi Kase
 東京生まれ。放送作家、出版プロデューサー。
 日本でただ一人の記念日評論家。満月評論家、日本一評論家、プロポーズ評論家などの肩書きを持つ。現在、日本記念日協会、日本満月協会、日本一協会、日本プロポーズ協会、日本丸型ポスト協会などの代表をつとめている。
 新しい視点で社会に対する生活上の提案を行い、地域の活性化や教育問題、商品開発などのテーマで講演する機会も多い。
 著書に『ビジネス記念日データブック』(日本経済新聞社)他、多数。FM長野の「タブロイドラヂオLet's午前中!」テレビ信州の「ゆうがたget!」などに出演中。また、「長野市民新聞」「NaO」「KURA(くら)」等にコラムを連載中。
 
●2002年5月に、当協会に正式登録された「生命・きずなの日」が記念日となることで、より多くの人の心に刻み込まれるに違いない生命の大切さ、生命のきずなの強さについて、多くの人が考える日が生まれたことの社会的な意義を考えたい。
 
 
FAMILY
Carol S. Hagiwara
(キャロル・ハギワラ)
Donor Mom
●私の娘エイミーはハワイでドナーになったとき、10歳でした。
 ハワイの2人の男性の目を見えるようにして、彼女の心臓の弁は子どもたち2人にダンスが出来るチャンスを与えました。間澤朝子、そして全てのドナーと同様、ギフトオブライフは多くの人に感動を与えます。そして、「かけ橋」を遠くまでかけてくれます。
 
Sandra Pohl
(サンドラ・ポール)
Donor Mom
 
●娘ヴィッキーは20歳のとき脳死と宣告されました。彼女は情熱的で、多くの奉仕活動に携わってきました。彼女の意思を尊重し、ギフトオブライフをしました。
 
移植コーディネーター
添田英津子
Etsuko Soeda
慶応義塾大学医学付属厚生女子学院卒業
ピッツバーグ大学看護学部学士課程卒業
デュケイン大学看護学部修士課程卒業
日米医学医療交流財団奨学生
ベス イスラエル メディカル センター看護奨学生
日本看護協会(国際看護)奨学生
慶応義塾大学病院小児外科病棟勤務(小児の先天的疾患を持つ患者の看護)
慶応義塾看護短期大学専任教員助手(小児看護学)兼 慶応義塾大学病院外科移植班コーディネーター
東海大学非常勤講師
 
●今回のイラク戦争で亡くなった兵士の家族がテレビ取材されていました。びっくりしたのは、両親が涙を流しながらも家族で集まり冗談も言い合っている姿でした。こんな悲しいときに・・・。息子は誰かの役に立ちたいと思っていたのだという誇りが、この家族を支えているのでしょう。
 究極に悲しいときに、誰かのことを思いやることができるということは、すごいことです。だからこそ、愛する家族の死という悲しいときに、誰かのことを考えられる臓器提供は「すごい」ことなのだと思います。
 
ジャーナリスト
大谷昭宏
Akihiro Otani
東京生まれ。読売新聞大阪本社、大阪府警捜査一課担当。
朝刊社会面コラム『窓』欄担当。
以後7年間にわたって『窓』欄を担当。
87年読売新聞社を退社。
故・黒田清氏とともに黒田ジャーナル設立。
黒田氏没後、事務所を設けてジャーナリズム活動を展開している。
テレビ朝日系列「サンデープロジェクト」「スーパーJチャンネル」「やじうまプラス」「スーパーモーニング」関西テレビ「痛快エブリディ」東海テレビ「報道原人」等に出演。
著書に『権力犯罪』(旬報社)『日本警察の正体』(日本文芸社)『グリコ・森永事件〜最重要参考人M』(幻冬舎)等、多数。
 
●あれはいまからもう4年も前になるだろうか。間澤さんご夫妻のお招きで亡き朝子さんの思い出を綴った『朝子 生命のかけ橋となって』の出版パーティーに出席させていただいた。
 会場にあふれた人、人・・・。私の心は震えた。死してなお、これほどの人との絆、友人、知己を得た24歳の女性を私はこれまで知らない。まさに人と人、国と国を結ぶかけ橋ではないか。そこに私は21世紀、私たち人類が進むべき道をほのかに見た思いがしたのだ。
 
法律家
宇都木伸
Shin Utsugi
東京外国語大学ドイツ語科卒業
東京都立大学法経学部卒業
東京医科歯科大学 助手 法医学
獨協医科大学法医学 講師
東海大学法学部 助教授
東海大学法学部 教授
現在に至る
日本医事法学会(現在代表理事)、日本法医学会、日本在宅医療学会
日本生命倫理学会、社会保障学会など。
編著『医療過誤判例百選』(有斐閣)、1996年『現代医療のスペクトル−フォーラム医事法学!』
 
●私は当日、正しいこと(権利)ではなく、善いこと(恵与)について語りたい。規定されたことについてではなく、溢れ出るところについて見つめてみたい。しかし、しょせん法律家である私には無理なのかもしれません。
 
レシピエント
鈴木正矩
Masanori Suzuki
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
アメリカオハイオ州クリーブランドCCFで、脳死となった見知らぬドナーより腎臓提供を受け、移植手術。術後一週間で退院。日本に帰国。
 
●臓器移植とは「死後であれ存命中であれ、臓器を提供する尊い意思の方とその家族」「臓器の提供を受け、戴いた新しい命にて再び素晴らしい生活を、ドナーと一緒におくりたいと思う患者とその家族」「そのドナーとその家族のもつ究極のボランティアの意思と、謙虚な気持ちで機会を待っている患者と家族を繋ごうとする医療関係者」、この三者の意向が合致して初めて可能となる、極めて崇高な、そして高度な医療である。
 この様な機会に、レシピエントの一人としてドナーのご家族に心からの謝意を伝えたい。
 
塚本 力
Tsutomu Tsukamoto
厚生省臓器移植対策室長
 
ご協力に厚くお礼を申し上げます Special thanks to staff and supporters
玉城流敏風会(クマグスクリュウビンフウカイ)
代表 諸見喜子
●東京・町田を拠点に、沖縄の伝統舞踊、創作舞踊教室の傍ら、各地イベントで活発に披露している。
 
S-chor(スコール)
代表 坂下一心
●東京・杉並区を拠点にするア・カペラグループ。演奏の場、いつでも募集しています。大歓迎です!
 
ワイラモコ(風の丘)
代表 堀澤広幸
●アンデス地方の民族音楽、フォルクローレ演奏グループ。音楽祭、フェスティバル等出演。練馬拠点。
 
設営 諸川佐知子
映像 n_Minato
撮影 y_Yamada
会場 仁ノ内三貴
翻訳 沖山奈美
佐藤之信
通訳 米村知子
後藤夫妻
音楽 Yuki.M
通訳 田中絵里
カメラ 白根厚子
会場 田中千恵子
小島雄二
佐藤信子
カット 木村 研
画家 宮本忠夫
印刷 櫻木章司
意匠 遠藤 修
会場 あめんぼの会
ポプラスタッフ
 
後援 co-sponsor
 この祭典は、ドナー家族の組織、臓器移植患者団体連絡会、ボランティア組織、賛助者の方々との協力・協同による事業です。日本財団、コミュニティケア活動支援センター、住友生命社会福祉事業財団、(株)ポプラ社、光陽印刷(株)のご後援を頂きました。
 







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION