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循環資源・リサイクル製品の海上輸送の促進に関する調査  報告書

 事業名 循環資源・リサイクル製品の海上輸送の促進に関する調査
 団体名 九州運輸振興センター  


第1章 北九州エコタウンにおける静脈物流の現状
1.1 リサイクル等の関連産業の現状
(1)北九州エコタウンの現状
 北九州市では、平成元年より、「響灘開発基本構想」、「響灘開発基本計画」を通じて、リサイクル産業の振興を検討してきたところであるが、平成9年より通商産業省(現 経済産業省)、環境省による「エコタウン事業」が新規施策として開始されるとともに、その年に第1次指定を受けている。
 第1次のエコタウン事業は、以下の三つのプロジェクトからなっている。
・総合環境コンビナート
・響リサイクル団地
・実証研究エリア
 このうち、総合環境コンビナート、響リサイクル団地において、現在、各種のリサイクル事業が展開されているところである。
 また、エコタウン事業とは別に、北九州市内において、製鉄、セメント等の既存事業所によるリサイクル事業が様々に展開されている。
 北九州エコタウンをはじめとするリサイクル等の事業展開の特徴は、単なる廃棄物等の処理ではなく、新たな環境産業の育成・振興策として、地域全体で取り組まれているところである。
 なお、近隣の苅田町、田川市のセメント工場群では、大量の石炭焼却灰、廃タイヤ、汚泥、廃材等の受け入れ、原燃料化が行われている。
 
(1)これまでの経緯
・平成元年〜平成4年 「響灘開発基本構想」の策定
・平成 6年〜平成8年 「響灘開発基本計画」の策定
・平成 9年7月  「北九州エコタウンプラン」の策定、国の承認
・平成14年8月  「エコタウン事業 第2期計画」の策定
 
(2)地域の特性
・モノづくりの街・・・人材・技術・ノウハウの蓄積、産業インフラ
・連携・ネットワーク・・・公害克服で培われた市民、企業、行政の連携
・環境国際協力・・・アジア諸都市を中心とした20年以上の実績
・響灘地区の優位性・・・広大な土地、最終処分場、産業集積、港湾など
 
(3)現状(北九州方式3点セット)
 
図−1.1 北九州市の環境産業振興の戦略
資料:北九州市環境局ホームページ
 
(4)北九州エコタウン位置図
 
図−1.2 北九州エコタウン
(拡大画面:96KB)
資料: 北九州市環境局環境産業政策室「北九州エコタウン事業 資源循環型経済社会の構築をめざして」
 
(2)北九州市で展開されている主要なリサイクル事業
 北九州市で展開されている主要なリサイクル事業は、以下の通りである。
 全国的にみた場合、リサイクル品目の多様さ、響灘東部地区に集積している点が特徴である。
 一方、近隣の苅田町、田川市のセメント工場でも、様々な廃棄物の原燃料化が行われている。
 
表−1.1 北九州エコタウンを含む北九州市における主要なリサイクル事業
地域 品目・事業 企業名
北九州エコタウン
総合環境コンビナート
ペットボトル
OA機器
自動車
家電リサイクル
使用済蛍光管
医療用具
建設混合廃棄物
西日本ペットボトルリサイクル(株)
(株)リサイクルテック
西日本オートリサイクル(株)
西日本家電リサイクル(株)
(株)ジェイ・リライツ
麻生鉱山(株)北九州事業所(エコノベイト響)
(株)響エコサイト、中山リサイクル産業(株)
北九州エコタウン
響リサイクル団地
自動車
食用油
洗浄液・有機溶剤等
家畜用古紙敷料
空き缶
北九州ELV協同組合
九州・山口油脂事業協同組合
高野興産(株)
(株)西日本ペーパーリサイクル
(株)北九州空き缶リサイクルステーション
北九州エコタウン
第2期計画区域
パチンコ台
廃木材・廃プラ
プリンタートナーカートリッジ
飲料済み容器
(株)ユーコーリプロ
(株)エコウッド
(株)ベストン北九州
コカ・コーラウエストジャパン(株)
北九州市内 鉱さい・骨材化、木材
下水汚泥
古紙
廃木材チップ化
廃プラペレット化等
木材抽出液
廃プラ燃料化等
飛灰からの有価物回収
エッチング廃液
シリコンウェハー、液晶ガラス
X線フィルムからの銀回収
高融点合金
廃プラのコークス原料化
鉱さい・鉄回収
セメント化
太平工業(株)
三菱マテリアル(株)
岸川商事(株)、小玉商店(株)、大石産業(株)
ホクザイ運輸(株)、木材開発(株)
(株)明菱
(株)フイルドサイエンス
サニックス(株)
光和精鉱(株)
(株)アステック入江
(株)新菱
アサヒプリテック(株)
(株)光正
新日本製鐵(株)
日本磁力選鉱(株)
(参考)
苅田・田川
セメント工場群
石炭焼却灰、廃タイヤ
汚泥、廃材等
三菱マテリアル(株)、麻生セメント(株)
宇部興産(株)、太平洋セメント(株)
資料:北九州市環境局ホームページ等より作成。
 
(3)今後の計画
 北九州市では、平成14年8月に「北九州エコタウン事業 第2期計画」を策定、公表した。
 
表−1.2 北九州エコタウン事業 第2期計画
第2期計画の概要 目標像 アジアにおける「国際資源循環・環境産業拠点」都市
目標年次 2010年度(平成22年度)
事業エリア 響灘埋立地の東部地区全体に拡大
ポイント 誘致対象事業の拡大(リユースやリビルド事業など)
さらなるゼロ・エミッションの推進
研究・研修機能の強化(研究開発支援制度の創設など)
資料:北九州市環境局ホームページより作成。
 
 上記の事業計画において、静脈物流に関わる可能性のある主要なリサイクル等の事業は、以下の通りである。
 
表−1.3 静脈物流に関わる可能性のある事業
主要リサイクル事業 建設資材
バイオマス(食品廃棄物、廃木材等)
各種使用済製品
PCB処理
リユース、リビルド事業 中古機械機器等
資料:北九州市環境局ホームページより作成。







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