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平成15年度 通信講習用 船舶電気装備技術講座(レーダー、機器保守整備編)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導等
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


8・3・2 TR管の交換
(1)送受信機を空中線部ペデスタルから外して、しっかりした台の上に置いてから交換すること。
(2)受信機の取付けねじを少し緩める。
(3)キープアライブ電圧がかかるキヤップを外したのち、TR管を貫通しているねじを外す。(図8・5参照
(4)上記と逆の順序で新品と交換する。
(5)TR管の〔MIXER〕表示のある側を受信機側にする。(図8・6参照
 
注意
1. TR管には方向性があるので注意すること。
2. TR管を交換するとき、落とさないよう十分注意すること。
3. TR管には放射性物質(ストロンチウム)が封入されている。もし破損した場合には、破片等には直接手を触れないで、ピンセット等で処理すること。
 
 
注意
1. クリスタルダイオードは、強電波、高電圧、機械的な衝撃に対して弱いので、交換の際は十分注意すること。
2. 二本のマイクロ波ダイオードを使用している場合には、それぞれの極性が異なるので交換のとき間違えないようにすること。
3. 原則としてマイクロ波ダイオードは二個一組で交換すること。(ただし、二本のマイクロ波ダイオードを使用している場合のみ)
4. マイクロ波ダイオードの良否の判定は難しいが、一応は回路試験器(テスタ)による抵抗値の正逆比で判定する。
 回路試験器(テスタ)のレンジRX-100にて正方向300Ω以下、正逆比20倍以上を一応の合格基準とする。
 
(1)クリスタルダイオードの押さえ金具を回転させる。(図8・7参照)
(2)クリスタルダイオードを抜く。(図8・7参照)
 
注意
 クリスタルダイオードを落とさないこと。
 
(3)上記と逆の方法でマイクロ波ダイオードを交換する。(図8・8参照)
(4)交換後、機器を動作状態とし、約10分後テスタにてXTAL電流(電圧)の読みを確認する。必要なら取扱説明書に従って〔XTAL〕電流の読みが正常になるよう調整する。(図8・9参照
 
図8・7
 
図8・8







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