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図7・2・2 IMOで定めたARPAの表示シンボル
番号 表示事項 記号 記号の表示の説明
1 5 追尾初期段階の物標  
2 7 追尾初期段階の物標及びベクトルによる物標の移動の概略の予測  
3A 追尾定常状態の物標及びベクトルによる物標の移動の予測 ベクトルの始点は、塗りつぶした円(又は点)の中心であること。
外側の円の直径は2mm以上であること。
3B   上記の記号のベクトル上に、物標の移動の予測に用いる時間を等分割した線を付加したもの。
4A 追尾定常状態の物標及び図形による物標の移動の予測 当該図形は、他の記号と明確に区別できるものであること。
説明書に、図形の表示内容を記載すること。特に、図形による物標の速力の表示方法を明記すること。
4B
5 17 物標の過去の位置 当該記号は塗りつぶした円(又は点)であること。
6 19 追尾中に消失した物標 菱形は点滅すること。点滅の周波数は0.5から1Hzであること。当該警報の確認後に点滅を中止する機能を有していてもよい。
7 29 接近警戒圏に進入した物標 点滅する下向き三角。点滅の周波数は、0.5から1Hzであること。当該警報の確認後に点滅を中止する機能を有していてもよい。
8 30 物標の最接近地点における距離(CPA)及び最接近地点に至る時間(TCPA)があらかじめ設定した値以内となることが予測された物標 点滅する上向き三角。点滅の周波数は、0.5から4Hzであること。当該警報の確認後に点滅を中止する機能を有していてもよい。
9 31 模擬操船状態。 文字「T」を表示面の下部に点滅して表示すること。点滅の周波数は、0.5から1Hzであること。
10 33 点検中であること 文字「X」を表示面の下部に点滅して表示し、かつ、点検中の各物標を点滅して表示すること。
参考資料:船舶検査心得146-17.0(f)







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