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4・10・2 自動衝突予防援助装置の表示の例
 図4・7は自動衝突予防援助装置(ARPA)表示の実例である。
4・10・3 整備記録の作成等
 装備者又は整備者は、自動衝突予防援助装置(ARPA)点検整備記録表/レーダー設備試験成績表(2)(様式R-2)(「GMDSS設備等整備記録総括表(様式GM-1)」を含む。)を作成し、管海官庁あるいは日本海事協会の支部及び船舶所有者に各1部提出し、残り1部は事業場の記録として保管する。
 なお、平成8年11月19日運輸省令第59号による設備規程の改正前の規定による自動衝突予防援助装置にあっては、昭和60年6月19日付け海検第56号による「自動衝突予防援助装置(ARPA)点検整備記録表/レーダー設備試験成績表(2)(様式R-2)」の旧様式を使用してもよい。
 
衝突予防援助装置関連表示実例
 
図4・7
[ベクトル・図形表示例=表示器左上]
 
【文字表事例=表示器右上】
練習問題
(問1)故障修理の場合に、特に注意すべき事項について述べよ。
 
(問2)レーダーの映像障害のうち、下記のものについて簡単に説明せよ。
(1)二次反射によるもの
(2)陰によるもの
(3)相互干渉によるもの
 
(問3)自動衝突予防援助装置の動作確認で、ARPA情報については距離レンジ又は表示方法を変更した後、何走査以内に完全に表示されなければならないか。また、そのときベクトルはどうあるべきか。







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