釣、曳縄を中心とし、小型船による専業漁業者が多いのが港川の特徴です。港川では、1980年代半ばからパヤオ利用による水揚げの増加が効果的な形であらわれ、若者のUターン現象も見られます。これは豊かな漁場に恵まれただけでなく、漁協による漁獲物の本土空輸出荷や有力仲買人によって確実なものとなりました。現在の港川の世帯数は309戸（人口902人）、うち漁業世帯数は43戸です（平成14年度）。鮮魚店や行商をしている家などを含めると、漁業関係の仕事をしている人はもっと多くなります。