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5.2.141 4.2.161.8.1 hvac_gasket
 hvac_gasketは空気の漏れを防ぐために構成部材に使われるシールやパッキンである。
 
 hvac_thermal_fit_bandは、通常一つの部材がもう一つに入り込んでいるらせん形の配管に関連している。thermal_fit_bandまたはカプラーがジョイントまわりに置かれ、過熱される場合にはシールやダクトも一緒に置かれる。
 
 hvac_duct_sealantは、水分や空気の漏出を防ぐために、Hvac部材を固定するために使われる接着剤である。
 
 hvac_tapeはhvac_joint_joint_typeをシールする。
 
 hvac_joint_joint_typeはPlant_item_connection_occurrence(4.2.289参照)を結合する方法である。
 
 hvac_joint_tightnessは漏れを防ぐための結合部の機能である。hvac_joint_tightnessの値は下記のいずれか一つである。
- air_tight
- water_tight
- non_water_tight
- drip_tight
 
 air_tight jointは結合部からガスが漏れてはならない。
 
 water_tight jointは結合部から水が漏れてはならない。
 
 Non_water_tightは液体や空気の通行を妨げないHvac接続部を参照する。
 
 drip_tight接続部は空気を含んだ液体が漏れてはならない。
 
 Hvac_connector_service_characteristicは操作条件を定義し、それによりHvac_connector(4.2.161参照)が設計される。
 Hvac_connector_service_characteristicに関連するデータは下記の通り。
- design_pressure;
- design_temperature;
 
 design_pressureはHvac_connector(4.2.161参照)の最大許容圧力である。一つの値か範囲値として定義される場合がある。
注1 この値は通常Hvac_system(4.2.199参照)設計の3次元分析を行う際に求められる。
注2 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
 design_temperatureはHvac_connector(4.2.161参照)の最大許容温度である。一つの値か範囲値として定義される場合がある。
注1 この値は通常Hvac_system(4.2.199参照)設計の3次元分析を行う際に求められる。
注2 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex Lを参照。
 
 Hvac_couplingはHvac_fitting(4.2.171参照)の一種であり、2つのHvac_component(4.2.159参照)間に曲げやすいまたは固定した接続部を作る。
 Hvac_couplingに関連するデータは下記の通り。
- end_1_connector;
- end_2_connector;
- length;
- offset_x;
- offset_y.
 
 end_1_connectorはHvac_couplingの第1接続端である。
 
 end_2_connectorはHvac_couplingの第2接続端である。
 
 lengthはHvac_couplingの始まりから終わりまでの距離である。
 
 offset_xはHvac_cross_section(4.2.164参照)のx軸に沿って測ったend_connector_1とend_-connector_2の間の距離をである。
 
 offset_yはHvac_cross_section(4.2.164参照)のy軸に沿って測ったend_connector_1とend-_connector_2の間の距離である。
 
 Hvac_cross_sectionはHvac_component(4.2.159参照)の構成物の中心軸に対して直角に切り取った面によって作られた平面である。これにより構成物の輪郭が分かる。各Hvac_cross_sectionはおそらく次のいずれかである−Cross_section_flat_oval(4.2.91参照)、Cross_section-_non_standard(4.2.92参照)、Cross_section_radiused_corner(4.2.93参照)、Cross_section-_rectangular(4.2.94参照)あるいはCross_section_round(4.2.95参照)。
 Hvac_cross_sectionに関連するデータは下記の通り。
- equivalent_diameter.
 Hvac_cross_sectionに関してequivalent_diameterという用語は、円形断面を持ちながら、円形断面を持たないダクトと同じ流量率で同じ圧力損失を持つダクトの直径を意味する。
 
5.2.161 4.2.165 Hvac_ducting
 Hvac_ductingはDucting_component(4.2.102参照)やHvac_component(4.2.159参照)の一種であり、Hvac_system(4.2.199参照)の一部であるダクトの断面や部材を識別できる部分である。Hvac_specification_idは一つのHvac_specification(4.2.197参照)を他と区別する名称である。
 Hvac_ductingに関連するデータは下記の通り。
- duct_path;
- duct_seam;
- length;
- end_1_connector;
- end_2_connector;
- friction_factor;
- roughness.
 
 duct_pathはHvac_ductingの中心線跡である。
 
 duct_seamはダクトの2つの面がお互いに重なりあるところにできる線である。
 
 lengthはHvac_ductingの初めから終わりまでの長さである。
 
 end_1_connectorはダクトの一部の第1接続端である。
 
 end_2_connectorはダクトの一部の第2接続端である。
 
 friction_factorとはHvac_ductingの定格圧力を計算するために使う無次元数である。
 
 roughnessとは流体が流れる表面の仕上げの品質である。
 
 Hvac_elbow_90deg_reducingはHvac_fitting(4.2.171参照)の一種であり、そこで空気の流れる方向が90度回転し、断面があるサイズから他のサイズに変わる。幾何学的な観点から、中心から中心まで内部の曲線とともに2つの閉曲線があり、曲線上に面が作成される。
注1 幾何学的な観点から、中心から中心まで内部の曲線とともに2つの閉曲線があり、曲線上に面が作成される
注2 Figure 33はHvac_elbow_90deg_reducingを表す。
 
Figure 33 - Hvac_elbow_90deg_reducing
 
 Hvac_elbow_90deg_reducingに関連するデータは下記の通り。
- angle;
- throat_radius;
- heel_radius;
- heel_radius_centre_offset;
- end_1_connector;
- end_2_connector.
 
 angleはエルボの曲がり角度である。
 
 throat_radiusはエルボの内径である。
 
 heel_radiusはエルボの外径である。
 
 heel_radius_centre_offsetは内径の中心からスプリッター中心までの垂直距離である。
 
 end_1_connectorはエルボの第1接続端である。







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